【スターウォーズ・デザイン エピソードⅠ】
すべてはデザインで決まる。
ファランパセット 2,3
沼に住むクリーチャーたち
「沼に住む七面烏」ともいうべきヌーナ(1)は、銀河系におけるネズミのような存在である つまり、
そこかしこに顔を出すのである。ナプーの沼地に原生するか、行動半径は広く、例えばタトゥイー
ンのプーンターイヴ・ポッドレースのジャパ・ザ・ハットの席にも、ちらりと顔をのぞかせている。
テリル・ウィットラッチはヌーナの普通とはちょっと違った体表の斑点を、猫科の大きい肉食獣の模
様から拝借してきている。また、イコピ(4)のコンセプト・デザインは、北アフリカのサハラ砂漠にす
むガゼルにヒントを得たもので、キリンの特性が多少加えられているという。
【懐かしの映画音楽:夏の日の恋】
落ちぶれた名門ハンター家をかつて雇われていたケン(リチャード・イーガン)という男が妻子を
連れて訪れた。ケンの娘モリーとハンター家の長男ジョニー(トロイ・ドナヒュー)はすぐに親し
くなり、やがて真剣に愛し合うようになる。しかし、かつて恋仲であったケンと、ハンター家の主
人バート(アーサー・ケネディ)の妻、シルヴィア(ドロシー・マクガイア)の二人も再び恋愛関
係に陥り、不倫を憤慨した大人たちのためにモリー(サンドラ・ディー)とジョニーは強引に引き
離されてしまう。初めは手紙をやりとりしていただけだった二人だが、秘かな密会、親同士の結婚、
駆け落ちの失敗などを経て最後は親の承認を得て結婚するというストーリー。『避暑地の出来事』
(A Summer Place)は、1959年のアメリカ映画。スローン・ウィルソンによる同名小説を映画化し
た青春映画。ワーナー・ブラザーズ製作。マックス・スタイナー作曲による主題歌「夏の日の恋(
Theme from A Summer Place)」が、全米9週間連続1位という、映画音楽でも稀にみる大ヒットと
なった。小学校高学年」の1959(1960.04.28初公開)年の作品だから、映画館でみたことはなく、
テレビでの再放送でみた?という程度で、梅田の映画館の大看板の記憶も虚ろ。ジョニー役のトロ
イ・ドナヒューが、共演女優スナンヌ・プレシェット(その当時、リズ・テーラーを彷彿とさせる
ほどの美貌と話題となるが、2006年肺癌で死去)と結ばれ離婚することになる1963年公開映画『遠
いラッパ』の看板が強く記憶に残っているが、映像の記憶の印象はなく、映画音楽作曲の大御所は
マックス・スタイナーの「夏の日の恋」が強く耳に残っている。当時大ヒット曲であったなんての
情報は後追いにすぎない。街を歩けば、どこからなく流れていた音楽として記憶に残っている。た
だこれだけは言える。「夏の日の恋」は、秋になり“恋愛遊戯の哀愁”が篝火の煙となり寄り添い
燻るように名曲であると。
篝火にたちそふ恋の煙こそ世には絶えせぬほのほなりけ
行く方なき空に消ちてよ篝火のたよりにたぐふ煙とならば
『源氏物語』/玉鬘十帖
最近、めっきり滋賀が騒がしくなってきている。1つは台風18号禍で今なお復旧が続いているし、
流域治水条例案が審議に入る。2つには10月には、饗場野でオスプレイ飛行訓練の承認要請が防衛
省からあったばっかり。3つめ?柏崎原発再稼働の新潟県知事容認に続く、大飯、敦賀原発の再稼
働がある。馬鹿でかい、根深い人類の業に拘わる問題ばかりだ。日を足して足らず、月を足しても
足らず、年を足して余りある人生哉? 時間に追われ焦燥深く、残件山積みの感在りだ。