極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

気候変動現象概論 ①

2024年08月13日 | リスクインパクトマネイジメント概論
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと
)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ-。


台風7号「アンピル」発生
16日(金)頃に東日本に接近

【季語と短歌:8月13日】

          百日紅台風通り定着か 





気候変動現象概論  ①
持続可能農耕作物栽培園基本骨子 ①
「植物工場」に関する考察はここで掲載・提案してきているが、今回
は「フィルム構造体型農耕」を取り上げる。簡単に言うと、①垂直農
法:では建設費用が大きく、現行の会計法では、「リスク・インパク
ト関連」の科目のが評価が「市場価格」に反映できず、天候変動に無
防備状態にある。②ナノ・フィルム工学を適応した軽量で強靱な建設
資材で太面積農耕(葉物だけいでなく、穀物、地下系の根菜類も対象
に含めた)を「全自動育成生業ステム」で収穫。③技術開発課題は、
有機・無機(金属含)のハイブリッドで、枠や骨格部には形状記憶材
料(温度・電流・圧力・張力) 、土壌(圧力・水分・水素イオン濃

度、 電気伝導度・酸化還元電位・ガス濃度) など観測・制御する。
※フィルムにはネット(網)、ジルコニウムを添加した透明フィルム・
強化ガラス、紫外線・赤外線・特定波長光吸収・反射配慮し、収穫物・
土壌は原則自動循環させることで、自国確保を前提とし、国際的な余
剰食品のみ輸入を原則とする。
※ これは「わたしの経済論」の「非・交換価値至上主義」であり、
ソロス・ジョ-ジが言うところの「経済の社会への埋め込み:であり
中沢新一の「贈与経済」であり、吉本龍明、芹沢俊介らの「社会主義
社会段階としての日本」に同調する考えでもあり、これらは適宜・適
時考察・記載していく。


❏ デンソーとJERA、SOECを活用した水素生成技術の実証試験
8月5日、株式会社デンソーと株式会社JERAは、デンソーの水電解装置
SOECを使用し、排熱を活用した高効率水素生成技術などの共同開発な
らびにJERAの火力発電所にて共同実証試験を実施するこを好評



❏ 太陽光発電とソーラーシェアリングのドッキング課
8月9日、PV OUTLOOKでは「電源シナリオ:太陽光(垂直設置の導入量

)」という項目が設けられるなど、今後の導入手法として垂直設置型
に非常に大きな期待を寄せる。
農地の場合は、営農型太陽光発電として設置する場合は「最低地上高
が2m以上」という基準が垂直設置に対して一部緩和されているがFIT
制度下で行われてきた柵塀設置の基準緩和については、2024年4月の
太技省令・太技解釈の改正に際して「機械器具を地表上2m以上の高さ
に、かつ、人が通る場所から容易に触れることのない範囲に施設する
こと」が柵塀設置を行わない場合の基準として定められている。
このため、昨今農地に営農型太陽光発電として導入されている垂直設
置はこれらの基準を満たしていないと見られる事例が多く、今後フ
ェンス等の設置が必須となるか、あるいは高さ2m以上まで太陽光パネ
ルの位置を引き上げるか、はたまたそれ以外の方策が見いだされるの
かといった対応が必要になる模様。


❏ 逆構造型ペロブスカイト太陽電池に欠かせない   SnO2 インク
    アルファ・エイサー社
 via  色素増感太陽電池 ホームぺ-


8月9日、阪大学は,次世代太陽電池開発の一連の研究(設計・評価・
探索)を、人工知能による機械学習やロボットによるオートメーショ
ン化により迅速化した手法を開発。
現在実用化されているシリコンや無機太陽電池は,重量が大きい上に
柔軟性に乏しく,また一部は毒性の高いカドミウムを使用している問
題に加え,高効率化と低価格化は限界に達している。
これらを解決するため,有機太陽電池(organic photovoltaics: OPV)
や日本発の技術であるペロブスカイト太陽電池(perovskite solar cell:
 PSC)が次世代光電変換デバイスとして期待されており,世界中で研
究が進められているが、しかし,有機薄膜太陽電池の化学構造は非常
に膨大で,材料の開発や評価に対して時間とコストがかかり。また,
環境に対する懸念から非鉛系の開発が行なわれているペロブスカイト
太陽電池では多くの材料にパラメータがあるほか,元素の選択性もあ
るので未踏の領域が多かった。
また研究グループは,世界で唯一の太陽電池評価に特化した装置であ
る,電材をブローブ分析項とした時間分解マイクロ波電動度測定法を
開発しているが,作製した多数の太陽電池を手動で計測するのは時間
とコストが必要という課題があった。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)は,室戸沖に設置された海底ケーブル
光ファイバーにDAS(分散型音響センシング)観測技術を適用し,
10月9日に鳥島近海を震源として発生した津波が沖合約60kmから沿岸
付近まで伝播する様子を捉えることに成功、

図1..(a)室戸沖の海底光ケーブル(赤線)、DONET水圧計(ピンク
三角)、鳥島近傍で発生したマグニチュード5以上の地震(赤丸およ
び黄色丸)の位置。(b)津波の伝播速度を測定した位置(青線)。
コンターは周期100秒の津波の震源からの伝播時間。(c)海底光ケー
ブルの水深。

懐かしの映画音楽『すてきな片思い』1984年

『すてきな片想い』(原題:
Sixteen Candles)は、1984年のアメリカ
映画。多感な少女が迎えた16歳の誕生日を綴った青春映画。製作はヒ
ルトン・A・グリーン、エグゼクティヴ・プロデューサーはネッド・
タネン、監督・脚本は「ミスター・マム」の脚本を手がけたジョン・
ヒューズ、撮影はボビー・バーン、庁楽はアイラ・ニューボーンが担
当。出演はモリー・リングウォルド、ジャスティン・ヘンリーなど。
尚、「Sixteen Candles」と同名の稲垣潤一レコード:アルバムがある。






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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくりイノベーション (サムライ鉄の道)
2024-08-16 01:37:05
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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