今日は、映画(1作はドラマです)の原作の紹介です。
ビーリー・ゼイン、デニス・ホッパー、アン=マーグレット、トリシア・ヘルファー出演のスリラー映画『メモリー 殺戮のビジョン』(2006年)の原作が発売されました!
原作のタイトルは「夢で殺した少女」(ヴィレッジブックス)です。
2009年1月に発売されています。
原作を書いているのは、映画版での監督、脚本、製作のベネット・ダヴリン。
2002年に短編映画“Tc3”を監督、脚本をしています。その他、メジャーな作品としては、ジャッキー・チェン主演のアクション映画『メダリオン』(2003年)の脚本を書いています。
映画的には、良くありがちな設定の作品ですが、原作が発売になるっていうだけで、少し評価が上がっちゃいます。
こういうB級系のスリラー映画の原作が発売されるのは、ウレシイですね。
何でも原作に惚れ込んでデニス・ホッパーが出演したそうです。
映画版DVDも発売中
あと、もう1冊(上下巻なんで、正確には2冊)、アメリカのスパイ小説の巨匠ロバート・リテルの小説「CIAザ・カンパニー」(柏艪舎)が発売になりました。
2007年にミニシリーズ“THE COMPANY”として映像化されています。
ロバート・リテルは、自分が最も好きなエスピオナージアクション映画の1本『ザ・アマチュア』(1981年)の原作、脚本を書いている作家です。
小説ファンには、説明もいらないくらいのスパイ小説の巨匠です。
デヴュー作「ルウィンターの亡命」でCWAゴールドダガー賞をとっています。その後も「迷い込んだスパイ」を書いています。
ミニシリーズ“THE COMPANY”は、ロバート・リテルが原作なんで、それなりの作品になっているんでしょうね。つまらない作品をDVD化しているヒマがあるんなら、こういう作品をDVD化して欲しいです。
DVD化して欲しいといえば、ロバート・リテルが脚本を書いた“ZITS”(1988年)もDVD化して欲しいですね!!
監督はアーサー・シャーマン、出演はダニエル・デュクロス、ジェイソン・ニストファー、キャメロン・ジョーハン。有名なスターが出ている作品ではないからと言って未公開のままだなんて!!
脚本を書いた作品なら、ちゃんとDVDスルーで構わないのでソフト化して欲しいです!!