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『ラルゴ・ウィンチ』遺産は200億ドル!

2014-06-08 18:37:44 | アクション

ラルゴ・ウィンチ』(DVD題:『ラルゴ・ウィンチ宿命と逆襲』)
LARGO WINCH(2008年フランス、ベルギー)
 監督          ジェローム・サル
 脚本          ジェローム・サル
              ジュリアン・ラプノー
 原作          ジャン・ヴァン・アム
              フィリッペ・フランク
 出演          トメル・シスレー
              クリスチャン・スコット・トーマス
              ミキ・マノイロヴィッチ
              ジルベール・メルキ
              メラニー・ティエリー

 ■ストーリー■
 世界最大の多国籍企業Wグループの創始者で会長のネリオ・ウィンチが香港で暗殺される。ネリオには子どもがいないと思われていたが、ネリオは後継者としてラルゴという孤児を養子縁組していたのだった。ネリオの遺言が発表され、全財産はラルゴにということが発表されるのだった。
 しかし、ラルゴはブラジルで罠にはめられサン・ジョゼ刑務所に投獄されていた。ネリオの秘書フレディーと脱獄し、香港へと向かうのだった。ラルゴはネリオの詳しい検死結果から、父親の死に疑問を感じ捜査を始めるのだった。一方、Wグループを乗っ取ろうとかつて武器売買で儲けた実業家ミカエル・コルスキーが動きだしていた。
 ラルゴは、父親の仇をとろうと動き出すのだった。

 □■□ネタバレあり!□■□

 ■感想■
 フランスのコミックの映画化作品。
 主演はフランス語、英語、ドイツ語、ヘブライ語の4か国語を操ることが出来るトメル・シスレー。
 
 2014年6月5日にTV東京の「午後のロードショー」で今作の続編『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』(2010年)が放送されました!『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』は劇場公開されましたが、その正編の今作はWOWOWでの放送とDVDスルーのみになってました。
 続編と今作、2作品がほとんど同時期にDVDになったの2作品とも、「いつか観なきゃ」「いつか観なきゃ」と思いつつ、とうとう続編がTV放送されたので、急遽、レンタルしてきました!
 
 微妙な感じの作品でした!積極的に劇場公開できるような感じの作品では無かったですね。
 見せ場が地味!すべての見せ場が地味!
 クライマックスのアクションシーンでさえ、地味地味!
 ストーリーも、企業乗っ取りがテーマで地味!そのうえ、ストーリーはエンターテイメント映画ファン以外には少し複雑!
 良い意味で非ハリウッド的なので、ハリウッドの物量アクション映画にない魅力にあふれているんですけどね!

 でもランニングタイムは109分と少しだけ長い!
 映画の冒頭部分は、主人公のラルゴの過去と現在を行ったり来たりと、こういう映画が好きじゃない映画ファンは置き去り傾向に…。

 原作通りなのかどうか分かりませんが、最初のブラジルでの罠だけは出来すぎでしょう!
 あそこでラルゴがレアを助けるかどうか分からないでしょ!
 観ているときは、そんなコト思わないですけど、あのシークエンスはちょっとムリがあるのでは…??

 また、キャラクター的には悪役と思われて登場したコルスキーとコルスキーの用心棒イハムが主人公と対立することなく退場していくのは、ハリウッド的でなくて良かったですね!
 本当の敵は、1番怪しそうな人物だったというオチも、楽しめました!
 「見たまんま!」
 思わず、突っ込みたくなりました!
 
 また、本当の敵のボスの部下の実行犯マーカスも強すぎ!
 「えーっ、あなた、普通の会社員じゃないの??」
 007の映画に出てくる殺し屋も真っ青な感じ。

 ところで、ブラジルから指名手配されたままなのは、どうなんでしょうね?コルスキーになんとかする手段を聞いていたみたいですけど、そのセリフだけで処理なんですね!
 映画もクライマックスだし、「そんな細かいコト気にしないで」ってコトなんでしょうねぇ。

 フランスのエンターテイメント映画が好きな映画ファンだったら、十分楽しめるデキでした!65点

ラルゴ・ウィンチ 宿命と逆襲 [DVD]
トメル・シスレー,クリスティン・スコット・トーマス
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
コメント
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