『新・ウィークエンド』
RITUALS(1977年カナダ)
監督:ピーター・カーター
脚本:イアン・サザーランド
出演:ハル・ホルブルック
ローレンス・デイン
ロビン・ガンメル
ケン・ジェームズ
ゲイリー・ライネック
■ストーリー■
ハリーを始め、ミッチ、マーティン、DJ、アベルたち5人の医者仲間は、休暇を利用して恒例の自然を楽しむ集まりで都会から山中の林にキャンプに来たのだが、ある日靴がなくなるなど不審なことが起き始める、、、。
■感想■
登山に来たおじさんたちの医者のグループが何者かに襲われるカナダのホラー映画。
監督は『イントレピッドと呼ばれた男』(1979年)のピーター・カーター。
その他には『ハイローリング』(1977年)、『深海からの侵略者サラマンダ』(1980年)を監督しています、、。
『イントレピッドと呼ばれた男』とその他の作品が違いすぎ、、。まぁ、製作費の関係もあるんでなんとも言えないですが、、。
自分のノートの記録によると、TV東京の「木曜洋画劇場」で1983年1月27日に放送されました。
今作は確か1回だけの放送だった気がするんですが、、。
リピート放送はあったんでしょうか??
幻の作品??と思っていたら「カナザワ映画祭」2019で『荒野のいけにえ』のタイトルで上映されたことがあるそうです!!
なぜ、今作??しかも2019年になって、、。
幻の作品のままで良かったのでは??
自分は1983年に観た記憶で書いているので、もし違っていたらすいません、、、
カナザワ映画祭で観た人は、超最近なので、、勘違い紹介あったらすぐに気づくはずですねー、、。
それよりも、同じく「木曜洋画劇場」で1983年3月24日に放送された『スペース・ウォーズ UFO軍団大襲来』(別題:『未来からの挑戦!第四次宇宙戦争』、ビデオ題:『スターシップインベージョン』)(1977年)を日本語吹替音声つきでソフト化して欲しいです、、。
『未来からの挑戦!第四次宇宙戦争』は、エド・ハント監督、ロバート・ヴォーン、クリストファー・リー出演のSci-Fi映画でフジテレビの未公開映画を放送する特集で初回放送されました。
「新」とタイトルについていますが、ブレンダ・ヴァッカロがドン・ストラウドたち に襲われるウィリアム・フリュエ監督のカナダのスリラー映画『ウィークエンド』(1976年)とは関係ない作品です。
自分の感覚では当時、『ウィークエンド』はTVの地上波の映画枠で放映されていたから、便乗して”新・ウィークエンド”にしたんでしょうけど、、。
雰囲気がまるっきり違う作品なのに、、
今でも良くあるリベンジ系の『ウィークエンド』と、怪物のような男に襲われる今作、雰囲気もストーリーも違いすぎ!
でも、本当はこういうタイトルのつけ方、けっこう好きだったりして、、。観た人の多くが全然違う!と思って気づいたときには恐ろしいカッコの犯人が!!
まぁ、前の週の「木曜洋画劇場」の予告観ていたらバレバレなんですけど、。
1977年で製作費66万カナダドルという高いのか安いのかわからない製作費です。
と思って調べたら『ウィークエンド』は製作費50万カナダドルでした、、。
カナダ映画ということだと『未来からの挑戦!第四次宇宙戦争』の製作費は215万カナダドルでした、、。
『ウィークエンド』の方が製作費がかかってないなんて思ってもみなかったです。林とかでロケする方が高くなっちゃうんでしょうか??
今作の犯人は、5人の医者に実験台にされた男なんですが、、そんな偶然ある??みたいな展開ですが、B級ホラーなんで良しとしないといけないですね、、。
地味に、靴を盗んだりしてジワジワ追いつめて、ランニングタイムかせいでいます。
今観たら、展開が襲いんでしょうねぇ、、。
当時TVの吹替版で観たのに、なんか、何も起きないなぁ、、と思っていた気が、、。でも、その後、いやというほどつまらない作品を観て耐性がついて、逆に面白いと思えるかも??どっちなんでしょう??
『ウィークエンド』度 ★
自然の中でのホラー映画度 ★★★
製作費が『ウィークエンド』よりも高いのに驚いた度 ★★★★