朝生愛(あそうあい)という女性シンガーを知っている人は少ないでしょう。ゆらゆら帝国のプロデューサーであり、自らもThe Starsというサイケバンドを率いる達人、石原洋さんのレーベル、ペダルレコードからアルバムをリリースしています。その『ラヴェンダーエディション』というCDではバックに石原さんをはじめ、ゆら帝のベースの亀川千代さん、The Starsのギターの栗原ミチオさんなどをバックに、儚くも美しい幽玄なアシッドフォークを聴かせてくれて、心澄み渡る一枚です。これ以前に『うめるもの』というCDを2001年にリリースしており、そちらはすべての楽器を1人で演奏した静寂に満ちた作品でした。そしてこの度『umerumonoizen』としてアナログオンリーでタイトル通り『うめるもの』以前にデモとして録音された音源が発表されました。デモテープということで音質はあまり良くない曲もありますが、彼女らしい夢幻の世界へ誘う独特の世界に浸ることが出来ます。
朝生愛さんを他のアーティストに例えるのは難しいのですが、女性版Nick Drake,Kevin Ayers,Tim Buckley、またはCarol KingやJoni Michelleのフォーキーな部分、最近の日本のバンドでいえば渚にて、テニスコーツ、マヘルなどに近いかな、という感じです。
ライヴも何回か観たことがありますが、白いエレキをつま弾きながら歌う姿が印象的です。できればメジャーになって欲しくない(本人もそれは望んでいないと思いますが)、私だけのモノにしておきたい存在です。
朝生愛さんを他のアーティストに例えるのは難しいのですが、女性版Nick Drake,Kevin Ayers,Tim Buckley、またはCarol KingやJoni Michelleのフォーキーな部分、最近の日本のバンドでいえば渚にて、テニスコーツ、マヘルなどに近いかな、という感じです。
ライヴも何回か観たことがありますが、白いエレキをつま弾きながら歌う姿が印象的です。できればメジャーになって欲しくない(本人もそれは望んでいないと思いますが)、私だけのモノにしておきたい存在です。