A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野x菊地雅晃、そしてThe Room

2006年01月15日 18時43分26秒 | 灰野敬二さんのこと
菊地雅晃さんは、日本ジャズ界の重鎮、POOさんこと菊地雅章さんの甥っ子で、POOさんのスラッシュトリオ(とてもカッコいいアヴァンギャルドジャズトリオ)、また自己のトリオT.T.a.T.(Travel Through Time and Textures)など様々なユニットで活躍している若手ベーシストです。
下北沢Lady Janeに灰野敬二さんとのデュオを観に行きました。菊地さんはウッドベースをPOOさんにもらったというシンセサイザーにつないで、奇怪な電子音を奏でます。灰野さんはテレキャスター。第1部はインスト。かなりシリアスで適度な緊張感のある即興が心地よかったです。第2部は哀秘謡。「愛しのマックス」「黒い花びら」「黒い瞳」と3曲を披露。特に「黒い瞳」はヴォーカルのサンプル音だけをバックにハンドマイクで歌い、とても新鮮でした。菊地さんもこなれてきたようで、シンセのつまみをいじりまくりベースというよりは電子楽器のようなサウンドを聴かせます。
先日の小岩での過激なライヴとは違って、静的な演奏でした。菊地さんとの共演は4回目とのこと。まだ発展の余地のあるデュオだと思いました。
そのあと渋谷のクラブThe RoomでKyoto Jazz Massiveの沖野修也さん主催のジャズのクラブイベントへ。クラブへ行くのは何年ぶりでしょうか。大音量でグルーヴィーなジャズを聴くのも久しぶりでエンジョイしました。
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