A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ユーモアの重み~Hair Stylistics「Live!」

2009年11月11日 01時06分23秒 | 素晴らしき変態音楽
ここのところ立て続けにヘアスタ及び中原昌也氏のことを書いている。それだけ氏の創作意欲が活発になっていることの証であろう。

今回はリリースされたばかりのヘアスタ初のライヴCD3枚組「Live!」を紹介したい。
新大久保Earthdom(2007年)、ブライトン(2007年)、ニューヨーク(2008年)、渋谷Lush(2007年)、築地本願寺(2008年)等のライヴ演奏をタップリ収録したこの作品はヘアスタの中でも最もユーモラスかつ過激で、リラックスかつ重厚感溢れるものだ。特に海外でのライヴのテンションが高い。また築地本願寺での何かが乗り移ったかのような気迫のある演奏も凄い。
話によればアナログに拘る中原氏の機材は膨大な量になり、重量オーヴァーで空港で追加料金を支払うハメになり、イギリスでの滞在費が無くなり空港まで迎えに来てもらったという武勇伝を残している。
同時発売の「12枚のアルバム」という対談集の中で中原氏は、パソコンを使って音楽を作るのは「歯磨きに使うブラシで靴を磨くようで」器用過ぎて好きになれない、という発言をしている。この不器用さが産み出す人間臭さがヘアスタの音楽の魅力なのだろう。

アナログに
拘る男
カッコいい

eplusで12月のYo La Tengoとゆらゆら帝国のツーマン・ライヴのチケットが取れた。楽しみだ~。
コメント
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