A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

マニ・ノイマイヤー、Zeni Geva他@東高円寺UFO CLUB 10.2.3(wed)

2010年02月05日 00時30分17秒 | 素晴らしき変態音楽
70年代に活躍したジャーマン・サイケ・バンド、GURU GURUのドラマーにして、このところ毎年日本へ来ているマニ・ノイマイヤーの2010年ジャパン・ツアー。
サポートは柴田一郎(ゆらゆら帝国)+中原昌也(Hair Stylistics)、K.K.Null率いるZeni Geva。流石に満員だ。

まずは私の目当ての柴田氏+中原氏。ところがステージには中原氏しか登場せずいつものようなノイズ演奏を聴かせる。柴田氏はステージ脇のDJブースでラップトップで音を出していたようである。確かにブ厚い音は柴田氏の演奏が加わったおかげか。でも出来ることなら柴田氏と中原氏のツーショットが観たかった。30分と短かったが個人的には満足。

続いてK.K.Null(g,vo)、田端満(g)、吉田達也(ds)の3人で再結成されたZeni Geva。90年代初期に活動していたヘヴィ・ハードコア・バンドである。2台のギターのブルドーザーのようなハードなサウンドに吉田氏の変拍子ドラムが加わり往年を彷彿させる強力なバンドとして復活。UFO CLUBだったから良かったようなものの、新大久保Earthdomなどでやったらモッシュの嵐になりそうだ。Null氏のギタリストとしての完全復活を祝いたい。この日はこの3人によるZeni Gevaのニュー・アルバムのレコ発でもあった。

最後にマニさん。ドラムを白い紙で覆って、奥さんがハサミで切っていくと中からマニさんが登場するという爆笑のパフォーマンス。奥さんと歌を歌いながら骨を叩いたり、吉田氏を呼び出して金属の皿や銅鑼を叩きまくったり、飽きさせることがない。今年70歳とは思えぬ元気な演奏を観せてくれた。GURU GURUの持ち味のユーモラスな部分も十分発揮したステージ、最後は舞台に自分のCDを並べ即売をおこなった。吉田氏とのデュオManiTatsuの片鱗も観れたし楽しいライヴだった。

マニさんの
元気な姿
心強い

外へ出たら雪が降っていたが、心はほくほく温かかった。



コメント
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