A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

石橋英子+中原昌也@下北沢 Lady Jane 2010.4.4 (sun)

2010年04月07日 00時30分42秒 | 素晴らしき変態音楽
ドラム、キーボード、ピアノ、ヴォーカルと数々の楽器を手がけ八面六臂の活躍をする女性アーティスト石橋英子嬢(パニックスマイルは最近脱退したとのこと)とヘア・スタイリスティックス=中原昌也氏の初めての正式の共演。
「正式の」というのは以前関西ツアー中の石橋嬢のライヴに中原氏が飛び入り参加したことがあったから。
イベント・タイトルは「桜蘭の狼藉」。

石橋嬢がピアノ&ヴォイス、中原氏がエレクトロニクスと告知されていたが実は・・・・。

第一部は告知通りのピアノとエレクトロニクスの共演。石橋嬢のミニマルなピアノ・プレイに、中原氏の奏でる電子音が複雑に絡み合う見事な約40分の演奏だった。
中原氏は最近EMSシンセサイザー(松岡きっこのステッカーを貼ったヤツ)を使わないなあと思っていたら、故障中とのこと。修理するお金も無いと嘆いていた。

問題は第2部。誰もが予想だにしなかった中原氏の歌手としてのオン・ステージだった。しかも曲は「また逢う日まで」「ミスター・サマータイム」「ギンギラギンにさりげなく」「水割りをください」「あずさ2号」など昭和の歌謡曲ばかりで、まるでカラオケ。いや、実際に中原氏のカラオケのレパートリーだそうだ。CDを流し、それに合わせて石橋嬢がピアノを弾き、中原氏は歌詞カードを片手に歌いまくる。相当緊張していたようでお酒を何杯もお代わりしていた。最後は中原氏の友人も加わり完全なカラオケ・パーティー状態に。
これでライヴ・チャージを取っていいのかとも思うが、この人を食った破綻振りもある意味ではノイズ的か。

中原氏は最近ロック・バンドを結成したそうだ。6月4日のバースデイ・ライヴで披露されるという。

憧れの
ロック・バンドで
大暴れ

どんなバンドなのかすごく興味がある。

コメント
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