A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

GLIM SPANKY/plenty@恵比寿LIQUIDROOM 2016.4.16(sat)

2016年04月19日 07時48分40秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


GLIM SPANKY
“ワイルド・サイドを行け”ツアー

会場 : 恵比寿LIQUID ROOM
住所 : 東京都渋谷区東3-16-6
出演 : GLIM SPANKY/plenty
時間 : OPEN 17:00/START 18:00
料金 : 前売¥3,500 (入場時に別途ドリンク代を頂きます。)
Thank you SOLD OUT!!



筆者がアイドル女子に現を抜かしている間にブルースロック女子は着実に人気を高め、王道ロックスタイルで、メジャーシーンを脅かす存在に成長していた。故ルー・リードの想いを現代に継承し、<野生側(Wild SIde)>を突き進むグリムでスパンキーな二人組の3大都市ツアーのフィナーレを祝うべく<液体部屋(Liquid Room>に足を踏み入れた。完全ソールドアウトの場内は、人と人の圧縮とラウドな音圧の両面プレッシャーで、マゾヒスティックな快感に身を窶(やつ)す。

●plenty


スペシャルゲストはミステリアス。昨年のレコードの日にアナログ盤を店頭で見かけ、何者だろうと訝っていた<沢山(plenty)>を名乗る三人組。2004年茨城県で結成され、2009年にデビュー。タイトなギターロックにハイトーンのヴォーカルがエモいメロディを歌う。一見草食系男子の代表のように見えるが、徐々にヒートアップするサウンドから狂おしい表現衝動があふれ出す。

plenty「愛のかたち」


●GLIM SPANY


"オーセンティックロックの旗手"という時代錯誤的キャッチフレーズはオヤジ世代にはアピールするが、今時の若者にはどうだろう?そんな懸念は杞憂どころか、"大人を困らせようぜ!"とアジってヤングレボルーションを扇動する<革命の旗手>に。ロックの本質を見失ったJ-ROCKシーンに喝を入れるスモーキーなヴォーカルとブルージーなギターは、亜流だらけの世界の軌道修正に光を与える。大言壮語的な新曲『時代のヒーロー』を何の衒いもなく歌いきる貫禄は、日本伝統の武道の館で披露されても不思議はない。

GLIM SPANKY「ワイルド・サイドを行け」MV (SHORT VER.)

[2016/4/19 13:13追加]⇒【音楽ナタリー】GLIM SPANKY、plentyと締めくくった「ワイルド・サイドを行け」ツアー

若者よ
時代を
錯誤せよ

7月9日東京キネマ倶楽部での<Velvet Theater2016>では、これまでスパンキー(平手打ち)なライヴをしてきたGLIM SPANKYがグリム(幻想的)なステージを演出するという。レミさんのロリータファッションが拝めるかも?

コメント
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