音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が公開された。カヴァー特集は『渋さ知らズ』。剛田武は下記のディスクレビューとインタビューを寄稿した。
●V.A. / VANITY BOX
⇒#1649 『V.A. / VANITY BOX』
カタログ再構築(re-model)の有るべきスタイル
録音・制作自体は40年前だが、2019年の現在初めて明らかにされるニューシング(nu thing)として提示されている。それこそ作品番号に付された「remodel」の所以である。表現行為の記録の再構築により、煤のように堆積した記憶を払い除き、本質的な音楽そのものを新しい耳で体験すること、それがカタログへ向き合い方であろう。
R.N.A. Organism - R.N.A.O Meets P.O.P.O (Japan, 1980) (Minimal, Synth-pop, Experimental)
⇒#1637 『Be-2 / Minimum Unit Of Human Existence 人類生存可能最小単位』
⇒【レーベル特集】ヴァニティ・レコードは自惚れ地下音楽家の避難住宅だったのだろうか?
●川島誠 Makoto Kawashima インタビュー
⇒Interview #197 川島誠 Makoto Kawashima〜アメリカ・ツアーで得たもの
初めて自分の音に触れたっていうか。日本では分からなかった感覚を感じられたということがこの旅の最大の収穫でしたね。
今年4月、PSFレコードの2015年のアルバム『HOMO SACER』がアメリカのレーベルBlack Editionsからアナログ・リイシューされたアルトサックス奏者、川島誠のアメリカ・ツアーが9月にニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスの3都市で行われた。2度目のアメリカで彼は何を感じたのか、さらに今後の演奏活動の展望について川島に話を聞いた。
Makoto Kawashima / Madokarano Kagayaki
⇒#181 川島誠 インタビュー:みんなの「心」が集まって生まれる即興演奏
ロサンゼルス
ギターとサックス
コラボレーション
【予約受付中】川島誠出演!注目のライヴ
ピーター・コロヴォス Peter Kolovos 来日公演 2019
ピーター・コロヴォス Peter Kolovos (guitar) + 川島誠 (alto sax) + 内田静男 (b) + 山㟁直人 (perc) + 橋本孝之(salto sax, harmonica)
2019年11月7日(木)
東京 千駄木 Bar Isshee
open 19:30 / start 20:00
料金: 投げ銭制(別途チャージ500円+ドリンクオーダー)
http://www.bloc.jp/barisshee/
PSFのアナログリイシューを手がけるアメリカのレーベルBlack Editionsの主宰者であると共に、90年代から即興ギタリストとして活躍するピーター・コロヴォス Peter Kolovosの一夜限りの来日公演が決定。日本の個性派演奏家とのコラボレーションにより、新たなアヴァンギャルド・ミュージックが生まれるだろう。
He rapidly opens and closes the volume window on a dizzying series of extended guitar techniques, creating the inescapable impression of Derek Bailey covering The Residents’ Duck Stab.
拡張されたギターテクニックを駆使したヴォリューム操作の素晴らしさは、まるでDerek BaileyがThe Residentsの『Duck Stab』をカヴァーしているような印象を与える。ーーThe Wire誌
予約方法:
予約受付メールアドレス: barisshee@keh.biglobe.ne.jp タイトルを「11/7予約」とし、
上記アドレスに氏名(フルネーム)と人数(最大2名)をお知らせください。整理番号を返信いたします。
予約は11月6日24時で締め切ります。
それ以前に定員に達した場合はその時点で予約終了となります。
メールにてご予約、整理番号順の入場となります。
携帯からメールされる方は、PCからのメールを受け取れるようにしておいてください。
なお事前連絡無しの無断のキャンセルの場合、
今後の予約ができなくなる可能性もありますので、
充分ご承知おきください。