A Challenge To Fate

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【クラウド盤魔殿 公開前夜】DJ Necronomicon『私のB級サイケ完全コレクションMIX』音源紹介~アレン・ギンズバーグ/アサイラム・クワイア/ オールサルヴェージ他

2020年08月21日 00時04分22秒 | 素晴らしき変態音楽


まもなく完全公開になるオンラインDJイベント『クラウド盤魔殿』第5弾からサイケミックスを先行公開。

DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武 
"私のB級サイケ完全コレクションMIX"

コロナ自粛期間に自分のレコード・コレクションをアルファベット順に全部聴き直そうと決心した。まずはサイケデリック・ロックのアメリカ編からスタートして、2か月経ってやっとCまで来た。その中からB級サイケの曲をミックスした。

●My Psychedelic Record Collection Mix 1~A&B

1. Allen Ginsberg / Introduction - The Shepherd

taken from『Allen Ginsberg / William Blake / Songs Of Innocence And Experience』1970 / US: MGM Records ‎– FTS-3083

ビート詩人アレン・ギンズバーグが1948年自宅で18,9世紀のイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの詩集『無垢と経験の歌』を読んでいるとき、「ひまわりよ」(Ah! Sun-flower)、「病める薔薇」(The Sick Rose)、「迷子になった女の子」(The Little Girl Lost)を朗読するブレイクの声が外側から聞こえてくる幻聴体験をしたと言われている。その体験を音楽にした、牧歌的で朴訥とした歌にフルート、ハープシコード、ピアノ、ハーモニウム、オルガン、トランペット、パーカッション等様々な楽器が絡むファンタジックな音楽絵巻。今回クレジットをよく読んで気が付いたのだが、ドン・チェリーやエルヴィン・ジョーンズといった大物ジャズメンも参加している。ジャケットのイラストはブレイク自身による採飾画。文化財的価値の高いレコードである。

2. Asylum Choir / Welcome To Hollywood

taken from『Asylum Choir ‎/ Look Inside The Asylum Choir』1968 / UK: Mercury ‎– 6338049

Leon RussellとMarc Bennoのデュオユニットの1stアルバム。スタジオワークを駆使し、すべての楽器を二人で演奏して完成させたという。ビートルズ的なポップセンスあふれるサウンドは、カラフルなサイケ感と美しいメロディに溢れており、後にソロで大ヒットを飛ばす二人の才能を実感させる。トイレットペーパーが表紙のアメリカ盤の内ジャケを表紙にしたイギリス盤のカラフルさがサウンドにマッチしている。レオン・ラッセルはほとんど聴いたことはないが、このレコードは今後もっと聴くようにしたい。

3. Aorta / Heart Attack

taken from『Aorta ‎/ Aorta』1969 / US: Columbia ‎– CS 9785

イリノイ州ロックフォード出身のバンドThe Exceptionsが67年にAorta(エイオータ)に改名し、Shadows Of KnightsやH.P.Lovecraftを擁するシカゴのDunwich Productionと契約し、69年にリリースしたデビュー作。メンバーはJim Donlinger(key,vo), Jim Nyeholt(b), Billy Herman(ds), Bobby Jones(g,vo)。心音のサウンドエフェクトからスタートするギミック交じりのプログレッシヴなサウンドはかなり高水準。レントゲン写真のジャケはドイツのFaustの先を行っていた。

4. Aum / Mississippi Mud

taken from『AUM / Bluesvibes』1969 / UK: London Records ‎– HAK 8401

68年サンフランシスコで結成されたロック・トリオ。メンバーはWayne Ceballos(vo,g,p), Ken Newell(b), Larry Martin(ds)。69年1月フィルモア・ウェストの新人オーディションに合格し、フィルモアのレギュラーバンドとなる。 デビュー・アルバムの本作はストレートアヘッドなブルース・ロック。3ピースのシンプルな編成はクリームを彷彿させる。Wayne The Harpのサイケギターが冴えわたるA-2 Mississippi Mudをはじめ、これぞサイケデリック・ブルース!といえる会心作。ジャケットもかっこいい。所有しているのは英国モノラル盤だが、モノラルならでは密なサウンドが迫力たっぷり。

5. Amanda Trees / Spirit

taken from『Amanda Trees ‎/ Amanda』1972 / US: Poppy ‎– PP-LA003-F

アヘンの材料にもなるケシの花のレーベル面が飾られたPoppyレーベルは、それだけでサイケっぽいが、謎の女性シンガーソングライター、Amanda Treesの唯一のレコードは、サウンドを含めて幻想的な1枚。コケティッシュで天真爛漫なギター弾き語りが、深いリバーヴとフルートや鳴り物やエフェクトで彩られ、アシッドの香り漂う想像の花畑へ連れてってくれる。特にB-2 Rock Salt、B-3 Spiritの長尺ナンバーの呪術的な歌は、アシッドフォークという使い古された形容を吹き飛ばすオリジナリティ。現在もアンビエントなピアノと歌を作り続けている。

6. Autosalvage / Auto Salvage

taken from『Autosalvage ‎/ Autosalvage』1968 / US: RCA Victor ‎– LSP-3940

1966年夏にニューヨークで結成。メンバーはThomas Danaher (vo, g), Darius LaNoue Davenport (vo, oboe, p, ds, tb, g, b, krummhorn, recorder), Rick Turner (g, banjo, dulcimer), Skip Boone (b, p)。最初はThe Northern Lightsと名乗っていたが、フランク・ザッパの提案でAutosalvageに改名した。唯一のアルバムである本作は、捻くれたポップセンスとサイケなギターと適度なアヴァンギャルド性と洗練されたサウンド・プロダクションで時代性を全く感じさせない傑作であり、筆者のB級サイケTop5に入る。この1枚で解散後、BooneとDavenportは短命に終わったバンドBearで活動、その後セッション・ミュージシャンとしてTerence Boylan(Appletree Theatre)などのバックを務めた。2013年に再結成しSXSW 2013に出演したという。

7. Andy Zwerling / Sifting Around In A Haze

taken from『Andy Zwerling ‎/ Spiders In The Night』1971 / US: Kama Sutra ‎– KSBS 2036

ニューヨーク州ロングアイランドの高校生で、ローリング・ストーン誌のライターをしていたAndy Zwerlingが、Flaming Grooviesのレビューを書いた縁でプロデューサーのRichard Robinsonと知り合い、Kama Sutraからリリースしたソロ・アルバム。全曲当時17歳だったZwerlingの作品。バック・ミュージシャンはLenny Kaye (g,b,org,p), Richard Robinson (g,b), Anne Marie Micklo (cho), Lisa Robinson (cho)。孤独を感じさせる内省的な歌は、ティーンエイジャーにしては老成している気がするが、この暗さも十代特有のメランコリーの発露である。パティ・スミス・グループのギタリストとなるレニー・ケイの初の共同プロデュース作品でもある。Andy Zwerlingは法律家の道を進むが、80年と2008年にアルバムをリリースしている。

8. Banchee / The Night Is Calling

taken from『Banchee / Banchee』1969 / US: Atlantic ‎– SD 8240

60年代後半東海岸出身の4人組。 Jose Miguel DeJesus (g,vo), Michael Marino (B,vo), Peter Alongi (g,vo), Victor DiGilio (ds,vo)。CSN風のコーラスやジャズっぽいアドリブ、哀愁のメロディを交えた構成のはっきりしたプログレッシヴ・ハードロックだが、ヘヴィさは皆無。真のアートロックと呼べるだろう。A-5 Beautiful DayやB-4 Tom's Islandの凝った構成とポップセンスがかなり気に入っている。Top5には入らないが、Top10には入るかもしれない。ムード音楽かイージーリスニングジャズの企画盤っぽいジャケットも音の枯れ具合に相応しい。71年にPolydorから2ndアルバムを出している。

9. Bear / What Difference?

taken from『Bear / Greetings, Children Of Paradise』1968 / US: Verve Forecast ‎– FTS-3059

ニューヨーク出身のArtie Traum (g), Eric Kaz (key), Steven Soles (vo)のトリオ。同郷のサイケバンドAutosalvageのSkip Boone (b)とDarius Davenport (ds)がゲスト参加している。Eric Kazはサイケの名バンドBlues Magoosの後期メンバーだった。のちにソロで活躍するTraumとKazの才能が光るソフトロック~サイケポップ~プログレッシヴカントリーの隠れた名盤。ツインギターとオルガンのクロスプレイが印象的なA-5 What's Difference?、キャッチ―なB-1 It's Getting Very Cold Outsideを始め、地味だが名曲名演ばかり。

10. Bit' A Sweet / Speak Softly

taken from『Bit 'A Sweet /‎ Hypnotic I』1968 / US: ABC Records ‎– ABCS-640

NYロング・アイランド出身のガレージロック・バンドThe Satisfactionsが前身。メンバーはDennis DeRespino (vo, key, g), Russell Leslie (ds, vo), Mitch London (b, vo), Jack Mieczkowski (vo, g, sitar)。67年にシングル「Out of Sight, Out of Mind」でデビュー、映画『Blonde on a Bum Trip』に出演。本作は68年の唯一のアルバム。プロデューサーのSteve Duboffが曲の大半を作曲しており、アルバムタイトル『Hypnotic(催眠術)』に倣って奇妙な電子音やエフェクトやエレクトリック・シタールを取り入れているが、バンドのソフトロック/ガレージロック・サウンドとは乖離している。以前聴いたときの居心地の悪さは、今聴くとスプーキー・トゥース&ピエール・アンリ『セレモニー』に似た”勇気ある失敗作”と呼びたくなる。


●My Psychedelic Record Collection Mix 2~B

1. Beast / Prelude For Today - Floating (Down By The River)

taken from『Beast / Beast』1969 / US: Cotillion ‎– SD 9012

コロラド州デンヴァー出身の7人組。メンバーはDavid Raines (vo), Robert Yeazel (g), Gerry Fike (org), Larry Ferris (ds), Michael Kerns (fl, sax), Ken Passarelli (b, hca), Dominick Todero (tp)。枯れた味わいの哀愁ブラスロックはまさに通好みの極致。B面のシタール・インストも瞑想音楽で心地よい。『Woodstock』のサントラ盤やヴェルヴェット・アンダーグラウンドの『Loaded』を出したAtlantic傘下のCotillionレーベルは、60年代末に無名のプログレッシヴ・バンドをリリースしている。そのどれもが激渋ながら味わい深いバンドばかりで、筆者のフェイヴァリット・レーベルである。70年にEvolutionから2ndアルバムをリリースし解散。Robert YeazelはSugarloafに参加する。

2. Beacon Street Union / Sadie Said No

taken from『Beacon Street Union / The Eyes Of The Beacon Street Union』1968 / US: MGM Records ‎– SE 4517

1966年にボストンで結成。メンバーはJohn Lincoln Wright (vo), Paul Tartachny (g), Richard Weisberg (ds), Robert Rhodes (key), Wayne Ulaky (b)。MGMレコードと契約、プロデューサーのAlan Lorberにより、サンフランシスコ・サウンドに対抗する”Bosstown Sound”として売り出され(他にUltimate Spinach、Orpheus等)ちょっとした成功を収めた。テープ早回しやサウンド・エフェクトを使用したトリッキーなサウンドは、バラエティありすぎて統一感に欠ける気がする。ハードな曲調がメインのB面が聴きどころ。

3. Bob Smith / Indian Slumber

taken from『Bob Smith / The Visit from Bob Smith』1970 / US: Kent ‎– KST-551

カリフォルニアのギタリスト&ヴォーカリストBob Smithが8人のミュージシャンと共に作り上げた幻のサイケ・アルバム。200円という余りの安さに逆に買うべきかどうか悩んだが、神懸った封入ポスター欲しさに買って正解。最初に聴いたときは普通のアメリカンロックに聴こえたが、Bob Smithという平凡な名前の男が全身全霊を籠めたサウンドにまつわる伝説を知るにつけ、奇跡の1枚として宝物になった。

4. Boa Constrictor & Natural Vine / Little David

taken from『Boa Constrictor & A Natural Vine ‎/ Boa Constrictor & A Natural Vine』1968 / US: Vanguard Apostolic ‎– VSD 6511

極彩色のイラストが素晴らしくサイケなGeorge FiggsとBen Syfuのヒッピー・フォーク・デュオの唯一の作品。このジャケで180円なら絶対買うでしょ。しかしフィールド・レコーディングや身内の会話、お遊びの乱痴気騒ぎを交えたユル過ぎる世界は、正直ついていけない。ラリッたヒッピー・ミュージックのドキュメントだが、その中に哀愁フォーク&電子音A-3 Devil & The Ace Of Spadesやヘヴィ・ブルースB-1 Time Is Moneyのような隠れた名曲があるので油断できない。 Vanguard Apostolicというレーベル自体が自然体のリラックス・ミュージックを追求していたようだ。

5. Bold / Free Fugue

taken from『Bold / Bold』1969 / US: ABC Records ‎– ABCS-705

65年にマサチューセッツで結成されたガレージバンドThe Esquiresを母体に60年代半ばに結成。メンバーはDick La Freniere (g), Michael Chmura (key), Robert La Palm (g), Steve Walker (vo,b), Timothy Griffin (ds)。68年にNY Playboy Clubのハウスバンドとして毎晩演奏していた。この唯一のアルバムは、プログレッシヴ・カントリーロックと呼べる内容。テープの逆回転、アンビエントなギター・ソロ、ストリングス、プログレ・オペラ等工夫を凝らしたプロダクションはレベルが高い。ボブ・ディランとバッファロー・スプリングフィールドのカヴァーは余計だったかもしれない。解散後La PalmとGriffinはカントリーロックバンドClean Livingを結成。

6. Beaver & Krause / By Your Grace

taken from『Beaver & Krause ‎/ Gandharva』1971 / US: Warner Bros. Records ‎– WS 1909

Paul BeaverとBernie Krauseからなる電子音楽デュオ。60年代半ばからデュオで音楽活動しつつ、西海岸地区のMoogシンセサイザー営業担当をしていた。ジョージ・ハリスンやザ・バーズ、ドアーズ、モンキーズなどにMoogを売ったという。71年の4thアルバムの本作はヒンドゥ教の神話をテーマとした作品で、マイク・ブルームフィールド(g)、ロニー・モントローズ(g), ジェリー・マリガン(sax), バド・シャンク(sax), ライ・ブラウン(b)など有名アーティストがゲスト参加。その割には凡庸なスムーズジャズやイージーリスニング風のサウンドで、サイケなジャケに期待した筆者は裏切られた思いがしたが、今聴くとニューエイジの先駆者のようで悪くない。

7. Bodine / Short Time Woman

taken from『Bodine / Bodine』1969 / US: MGM Records ‎– SE-4652

シアトルのガレージ・サイケ・バンドDaily Flashを母体に68年に結成された。最初はPopcornと名乗っていた。メンバーはDavid Brooks (key), Eric Karl (g), Jon Keliehor (ds), Steve Lalor (g), Kerry Magness (b)。西海岸を幅広くツアーしていた。メジャーのMGMからの唯一のアルバムはCCR風のアーシーなロックが中心だが、アコースティック・バラードA-5 It's Just My WayやソリッドなギターのB-4 Long Way Just To Go Home、ファンキー・ロックB-6 Disasterやしっとりしたバラードなど聴きどころは多い。何よりも鄙びたジャケット写真が味わい深い(特に右端のEric Karlのあどけなさ!)、個人的な贔屓名盤。のちにJon Keliehorはダンス・舞台音楽作曲家/パーカッション奏者として成功する。

8. The Bubble Gum Machine / Wha'cha Gonna Do For Me Now

taken from『The Bubble Gum Machine / The Bubble Gum Machine』1968 / US: Senate Record Corp. ‎– S-21002

名前と派手なジャケから流行に便乗した安上りのバブルガム・ポップかと思ったら、意外や意外、とても良質なフィメール・ヴォーカル・ソフトロックだった。メンバーはVicki Spencer (vo), Billy Spencer (vo), Danny Spencer (ds), George Peel (b), Danny Evans (key) 。音楽一家に育ったスペンサー3姉弟を中心とするファミリー・グループの唯一のアルバム。ビートルズ、ビージーズ、バッファロー・スプリングフィールドなどのカヴァーも収録。オルガンやギターが所々でサイケ味たっぷりのプレイを展開する。B-2 You Make Everything Rightのトレモロギターなど。B-5 SGT. Peppersのガレージロック・カヴァーも最高。

9. Buckwheat / Yes

taken from『Buckwheat / Pure Buckwheat Honey』1969 / US: Super K ‎– SKS 6004

テキサス州ヒューストンのバンドThe Cloudsを前身として、Timothy Harrison Dulaine (vo,g,key), Charlie Bell (vo, b), John Govro (vo, g), Danny Casey (ds)の4人で68年にニューヨークで結成。69年にブッダ・レコード傘下のSuper Kからリリースした唯一のアルバム。モンキーズ風のポップ、ビートルズ『サージェント・ペパーズ』風のノスタルジア、メリーゴーランドのようなボードビルなど、カラフルなサウンドが満載。郷愁のあるジャケを含めお気に入り盤だが、サイケというよりトッド・ラングレンやアレックス・チルトンに通じるハイクオリティのパワーポップである。

10. Bruce MacKay / In The Misty-Eyed Shores of Morning

taken from『Bruce Mackay / Bruce Mackay』1967 / US: ORO ‎– ORO-1

カナダ出身のシンガーソングライター、ブルース・マッケイがESP傘下のOROレーベルから67年にリリースしたソロ・アルバム。Discogsによれば66年にカナダで『Is』というデビュー・アルバムを出しているらしい。寂れた砂浜のジャケ、裸足でレンガに座るアーティスト写真から、孤独なアシッドフォークを想像したら、意外に熱のこもった声を張り上げるタイプのシンガーだった。フルートやハープシコードのヘヴンリーなバッキングも一緒に盛り上がる展開は、スコット・ウォーカーを思わせる。Warren Smith (ds)、Chuck Raney (b)といったジャズ・ミュージシャンやFugs、Holy Modal RoundersのLee Crabtree (org)が参加。

11. Buffy Saint-Marie / God Is Alive, Magic Is Afoot

taken from『Buffy Sainte-Marie / Illuminations』1969 / US: Vanguard ‎– VSD-79300

1941年生まれのネイティヴアメリカン系カナダ人シンガーソングライター、バフィ・セント・メリーの6thアルバム。素朴なアコギの弾き語りでフォーク・ムーヴメントの代表として知られるバフィが、エレクトロニクスとロック・サウンドを大胆に取り入れた意欲作。彼女の声を電子変調したエフェクトによるA1.God is alive, magic is afootは面白いが、大半の曲は基本フォークロックにちょっとだけエレクトロを塗した感じで、昔聴いたときはピンと来なかった。しかし現代音楽・電子音楽にどっぷりハマった今聴くと、60年代にポップと現音の融合を目指した先進性に感服する。A-4. Adamの多彩なバックサウンド、B-6. Poppiesのアンビエント・ヴォイスが素晴らしい。

サイケなり
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