切石智子さんのことは音楽雑誌での文章で知っていて、ずっと音楽評論家だと思っていた。
私のイメージの中では切石さんというと南米音楽を始めとするワールドミュージックの人だったのだけど、「ロック画報」の日本のニューウェイヴ特集号で名前を見て意外性を感じたものである。
2003年に35歳の若さで急逝するまで切り絵師、音楽評論家、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ダンサーであり小説家としても活躍してきたそうである。
この「キリイシ」という著作集の発行委員会には元アーント・サリーのBikkeさんやボアダムスの山本精一氏の名前も載っていて切石さんの交遊の広さが伺える。
特に冒頭に掲載されている4編の小説は面白い。まるで21世紀の鈴木いづみといった風情である。残りの音楽関係の文章も好奇心旺盛な彼女の姿が伺えて興味深い。
去年の12月に出版されて限定1000部ということで手に入りにくいかもしれないが、音楽好きには是非読んで欲しい一冊である。
切石智子資料室 HP
キリイシは
母音が愛(I)の
めでたい名
自費出版に近い書物だが作りは素晴らしい。
私のイメージの中では切石さんというと南米音楽を始めとするワールドミュージックの人だったのだけど、「ロック画報」の日本のニューウェイヴ特集号で名前を見て意外性を感じたものである。
2003年に35歳の若さで急逝するまで切り絵師、音楽評論家、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン、ダンサーであり小説家としても活躍してきたそうである。
この「キリイシ」という著作集の発行委員会には元アーント・サリーのBikkeさんやボアダムスの山本精一氏の名前も載っていて切石さんの交遊の広さが伺える。
特に冒頭に掲載されている4編の小説は面白い。まるで21世紀の鈴木いづみといった風情である。残りの音楽関係の文章も好奇心旺盛な彼女の姿が伺えて興味深い。
去年の12月に出版されて限定1000部ということで手に入りにくいかもしれないが、音楽好きには是非読んで欲しい一冊である。
切石智子資料室 HP
キリイシは
母音が愛(I)の
めでたい名
自費出版に近い書物だが作りは素晴らしい。
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