Summer Of Loveというと1960年代末にサンフランシスコ中心に花開いたサイケデリック/フラワー・パワーのムーヴメントだが、1980年代末~1990年代初頭にイギリス・マンチェスターを中心にSecond Summer Of Loveというムーヴメントが巻き起こった。
伊藤英嗣氏が編集する雑誌「クッキーシーン」から『Cookie Scene Essential Guide: POP & ALTERNATIVE 2011』というムック本が発行された記念にDommuneでSecond Summer Of Loveを振り返るトークショーがストリーム放映された。出演は伊藤英嗣氏、久保憲司氏(フォトグラファー&ライター)、岡村詩野氏(音楽ライター)、杉田元一氏(元What's In Es編集長)。当時一緒にツルんでいた仲間なので懐かしく拝見した。1980年代前半6年間イギリスに在住し、その後も何度も渡英して現地の生のミュージック・シーンを吸収した久保氏の話が面白い。エクスタシーをはじめとするドラッグ事情、レイヴ・パーティーの裏話、当時のミュージシャンの素顔などが映像・音源を交えて披露された。遠い日本で「おマンチェ・ブーム」に浮かれ騒いだことが懐かしく思い出された。ストーン・ローゼズ、プライマル・スクリーム、ブラーなどシーンの立役者的バンドだけではなく、フラワード・アップ、スープ・ドラゴンズなどB級バンドにも言及されたのが嬉しかった。
Eキメて
踊り明かした
夏の夜
先日の「NEWSWAVE Night」に続いてUKロックに浸った夜だった。
http://showoff.jp/
フリーペーパー、ネット以外の情報源としてはライヴハウスで配られるフライヤーが重要なのは昔と変わってないですね。
当時は、ロッキンオン、クロスビート、スヌーザー、BUZZの雑誌を買って隅々まで読んでいましたが、
今はまったく音楽雑誌に興味が無くなってしまいました。やはり、ネットの情報量、迅速性に
音楽雑誌は負けたですかね。。。
あの頃ストーン・ローゼズを巡ってロッキン・オンvsミュージック・マガジンの論争があったのを思い出します。
個人的にはおマンチェのあとのブリットポップに思い入れがありました。9月にブルートーンズが解散ツアーで来日しますね。ひたすら懐かしいです。
昨日のライブ評に続き今日も楽しく拝読しました。雅は、ラジオのトーク番組で知ったのですが、出自といい、スタイルといい、チョッパーも新しいタイプのミュージシャンで興味を持っていました。ライブでもやはり、いいんですね。
DOMMUNEはチラ見でしたが、久保さんの語り口が最高でした。当時私も音楽関係の仕事をしていましたが、ストーンローゼズの人気はすごかったですね。ただ、この番組にあったような基盤のカルチャーが日本にどの程度根付いたかは疑問です。
21世紀になってアンディー・ウェザオールがDJかロックバンドで来日しましたが、本人は結構、静かで、腰の低い方だったのが予想外でした。
明日も楽しみにしています。