A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

2016.8.7 sun【或る魔ヲタの一日】ネクロ魔/MMM/絶叫/首振りDolls/メンテナンスetc.

2016年08月10日 01時13分34秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


10:00am東京テレポート着。TIF2016のダイバーシティ東京プラザエリア、ガンダムのFestival Stageに向かう。既に天上高い太陽の下でヲタが盛り上がっている。カラフルな衣装の虹のコンキスタドールを後方の木陰から眺め、転換中にステージ近くへ移動し、女性エリアの後ろの冊に陣取る。見晴らしがいいが、前に数人の女子しか居ないので臨場感に乏しい。制服姿の3人組TOKYO5に続いてお目当てのMalcolm Mask McLarenが登場。ネクロ魔の対バンで観て以来、音源を毎日聴くほど気に入っている。当然ながらパンク系のヲタが大騒ぎ。モッシュ、ダイヴ、危険行為禁止なので、係員が静止に入る。1曲終ってライヴストップ。注意を促すアナウンスで再開し、最後までやり切った。マスク姿の三人の歌とダンスは切れが良く、ぶち上げ系地下アイドルには珍しくフェイク(ごまかし)が無い。曲調は違うがその姿勢はネクロ魔に通じる。15分3曲のステージを観てますます気になる存在になった。

Malcolm Mask McLaren/じるみーLIVE ver.2016.3.21@TSUTAYA O-Crest


続いてせのしすたぁ。破壊系を自称する3人組は昨年Sky Stageで見たときにはジャンプ禁止!と叫びながらジャンプを促す鬼畜のパフォーマンスだった。今年も飛んじゃダメ!回っちゃダメ!との煽りにヲタが暴走。MMM以上に中止の恐れがあったが、メンバーの係員懐柔策が功を奏し完奏した。

せのしすたぁ/ラストチューン/2016.6.24/新宿Loft/あんナイト


TIFをあとにしてZEPP TOKYO『LIVEプラス@Zepp Tokyo〜祝!2周年〜』へ。少し歩くとアイドルフェスの影も無く子供連れやデートの姿ばかりの日常の風景。ZEPP TOKYOは人影もまばらでイベント開催中には見えない。観客は少なく閑散としているが、アイドルのパフォーマンスは力一杯。パピマシェ、大阪のバク転アイドルJeanne Maria、メタル系の曲もある渋谷P.R、10人以上のSO.ON project TOKYOときて、最推しのネクロ魔が登場。顔なじみの魔ヲタが最前エリアに集まって沸く。広いステージをすべて使ったパフォーマンスは、観客の数は関係なくZEPPのステージに立つことを最大限に楽しんだ証(あかし)。輝く笑顔を見れただけで元を取った気分。

NECRONOMIDOL 06/24 あんナイトVol. 5


ロビーでの物販の時間まで大宮のライヴバーで活動する大宮IDOLL、二人組re-2の爆乳に驚く。特典会でネクロ魔全員と接触。大宮IDOLLと無銭握手したら二人に初めてじゃないでしょ?と言われた。今思えばそれが話術なのかも。ZEPP TOKYOを出て再びTIF2016 Festival Stangeへ。ステージ横手の木陰から覗く。メンバーチェンジしたHauptharmonie(ハウプトハルモニー)が派手なぶち上げ系に変身していて驚く。ブクガ好きの魔ヲタから勧められたsora tobu sakanaは確かに変拍子入りだが、ブクガより洗練された感じだった。コショージがいないからなあ。奥澤村は名前の通り山村の小学校の学芸会風。

sora tob sakana アイドル横丁夏祭り2016


えいたそが推していた柊木りおは小悪魔アニソンシンガー、第三の目当てじゅじゅは喪服のような黒装束のステージ。野外で見る暗黒系の非日常感が快感に。昨年末ワンマンを観たエレクトリックリボンの凸凹感。物販エリアを散策し、100を超すアイドルブースを見て回る。時間もないので収穫も無し。お台場をあとにして渋谷へ向かう。

じゅじゅ8月1日渋谷Eggman


渋谷センター街の豚野郎ラーメンで遅い昼飯にして、Milkywayの『TOKYO UNDER GROUND x 『真夏の集中工事』~作業員募集中~』へ。コスプレ女子が電波ソングを歌っていた。僕らのお遊戯。というユニットで宝塚歌劇団のアニソン版と言った風情でこれもありか!と目から鱗。続いて今日2回目のネクロ魔。観客が少なかったZEPP TOKYOの分も併せた気合いたっぷりのパフォーマンスにヲタも大昂奮。ステージと客席がひとつになった祝福の現場となった。翌日から始まるタイツアーへの期待が高まる。

NECRONOMIDOL LIVE IN NEW-CALEDONIA ! 25.03.2016


続いて絶叫する60度を初見。昼間の疲れが出て倒れそうだったが、あまりに激しいロックンロールと仮面をしたメンバー二人のキュートさに我慢できず、最後は最前列で腕を振り上げ絶叫していた。特に小柄でショートカットのもんてろちゃんはかなり好み。次回観たらチェキ撮りたい。廚二病が始まったが、会場入り口のネクロ魔の特典会で二度目接触。唯一知っているタイ語"コップンカー(ありがとう)"を伝授した。

絶叫する60度 with 6% is MINE「 桜は二度散る、そして二度咲く。」MV


朝が早いネクロ魔メンバーを送りだして、首振りDollsのステージ。アイドルヲタに代わって元バンギャの女性軍が前列を固める。ゴシックパンク風ルックスで奏でる音はガレージロック。グラム色も強い歌謡テイストは相当いい。おばさま軍団の盛り上がりも特筆もの。

首振りDolls 「色子」 Music Video


続いてGEEKSTREEKS。冴えない男子5人組ギターロック。野暮ったいルックスに騙されて甘く見てたら艶のあるヴォーカルと高度なミクスチャーロックにビックリ。自虐と毒舌のトークも面白い。散々ディスって最後に涙のアンチヒーローキャラはNever Young BeachやHave A Nice Dayに通じる新世代バンドの個性なのか。絶叫ファンのヲタ芸が異常なほどの盛り上がりを生んだ。

GEEKSTREEKS/トワイライトシンドロームshort ver【MV】


トリはザ・メンテナンス。SEX MACHINGUNSのメンバーによるコミカルハードコアパンク。再びおばさま軍が前に集合。曲も演奏を煽りも最高にツボを心得ていて、ロック好きならぶち上がらない筈はない。ビートに乗せてヘドバンしてたら、隣の年配女子の長髪がヘドバンするたびにムチのように顔に当たって痛い。シャンプーの香りが漂う危険空間にパンクを感じた。

シロナガスクジラ【ザ☆メンテナンス】オフィシャルPV


以上通算13時間に亘り音楽を全身に浴びたあとの心地よい疲れに負けて船を漕ぎ、井の頭線を乗り過ごしたまま一日が終わった。

アイドルも
パンクもメタルも
みんな音楽(music)



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