このアルバムは、それまでどちらかというとバラード系のアイドル的存在だった彼女が、本当に愛するロックやパンクに真正面から挑んだ会心作である。実はこの前年1995年の「ビータ」でアイドルの仮面を脱ぎ捨てて、高らかにロック宣言していたのだが、つい肩の力が入り過ぎて、空回りした感もあった。一曲目からレニクラのパクりだし(映像参照)。
その反省からか、本作「バンビーノ」では作家陣にハイロウズの真島昌利やスタークラブのHIKAGE、エレクトリック・グラス・バルーンの杉浦英治等現役のロッカーを迎え、リラックスしたのびのびしたロックンロールを聴かせてくれる。マーシー作の「夏の朝にキャッチボールを」はまさにかおりちゃんのために書かれたような曲で、後にハイロウズ・ヴァージョンも出たが、バンビーノ版の方が数段出来が良い。
その後モデルやDJとして活動しながらよりストリートカルチャーに接近し、SORROWの名前で完全なロックシンガーとして再デビュー。パンク・バンドSOBUTのMOTOKIと結婚しスケボー雑誌「Warp」等で話題となる。
しかし2000年代半ばから名前を聞かないな、と思っていたら今年になって川村カオリの名で活動を再開ししファンを狂喜させた。
多くのファンにとっては「ZOO」や「翼をください」の方が知られているだろうが、私にとってのかおりちゃんは「バンビーノ」なのである。
あどけなき
乙女の夢は
空を舞う
合掌。
その反省からか、本作「バンビーノ」では作家陣にハイロウズの真島昌利やスタークラブのHIKAGE、エレクトリック・グラス・バルーンの杉浦英治等現役のロッカーを迎え、リラックスしたのびのびしたロックンロールを聴かせてくれる。マーシー作の「夏の朝にキャッチボールを」はまさにかおりちゃんのために書かれたような曲で、後にハイロウズ・ヴァージョンも出たが、バンビーノ版の方が数段出来が良い。
その後モデルやDJとして活動しながらよりストリートカルチャーに接近し、SORROWの名前で完全なロックシンガーとして再デビュー。パンク・バンドSOBUTのMOTOKIと結婚しスケボー雑誌「Warp」等で話題となる。
しかし2000年代半ばから名前を聞かないな、と思っていたら今年になって川村カオリの名で活動を再開ししファンを狂喜させた。
多くのファンにとっては「ZOO」や「翼をください」の方が知られているだろうが、私にとってのかおりちゃんは「バンビーノ」なのである。
あどけなき
乙女の夢は
空を舞う
合掌。
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