『反貧困』で批判している人物には、竹中元総務相や、御手洗経団連会長など、私がかなり前から批判している人の名前が出てきているので、湯浅誠氏の考えと私の考えには、かなり共通点がある。私は感じるままにブログに書いているが、湯浅誠氏は『反貧困』で資料を駆使して批判し、政治家には解決の道筋まで示してやっている。それなのに、この年末年始の年を越せない派遣労働者があまりに多くて湯浅誠氏からの要請で厚労省の講堂を一時的に提供する程度の対応しか政治家はできていない。
私は、1969年以来、キャノンカメラの愛用者だったが、御手洗社長になって、従業員の3分の2を派遣労働者などのアルバイトで働かせていることを知ってからは、まだ使えるものでもキャノンカメラをやめて、今は、それらにカビが生えている。
小泉、竹中以来の派遣労働者法の改悪は、経団連と一緒になっての社会悪創造に寄与してきている。現代は、江戸時代にも劣るのではないかということを以前にも書いたが、今からすれば、江戸時代のほうが、よほど健全な社会であったと思われる。江戸は、世界一人口の大きな都市であったが、その都市が維持できたということは、政治力も世界一であったということになる。それが、明治政府によって、間違った方向性を与えられたことは以前にも書いたが、米国支配下のいま望まれることは、日本人は前の大戦で失った誇りを回復して米国支配からの脱却を一日も早く獲得することだ。今の政治文化は、米国に従属しているのであるからその独立が肝要である。米国の下請け工場としての輸出企業優先の政策を地方優先の政治に変えて行かなければならないのではないか。
私は、1969年以来、キャノンカメラの愛用者だったが、御手洗社長になって、従業員の3分の2を派遣労働者などのアルバイトで働かせていることを知ってからは、まだ使えるものでもキャノンカメラをやめて、今は、それらにカビが生えている。
小泉、竹中以来の派遣労働者法の改悪は、経団連と一緒になっての社会悪創造に寄与してきている。現代は、江戸時代にも劣るのではないかということを以前にも書いたが、今からすれば、江戸時代のほうが、よほど健全な社会であったと思われる。江戸は、世界一人口の大きな都市であったが、その都市が維持できたということは、政治力も世界一であったということになる。それが、明治政府によって、間違った方向性を与えられたことは以前にも書いたが、米国支配下のいま望まれることは、日本人は前の大戦で失った誇りを回復して米国支配からの脱却を一日も早く獲得することだ。今の政治文化は、米国に従属しているのであるからその独立が肝要である。米国の下請け工場としての輸出企業優先の政策を地方優先の政治に変えて行かなければならないのではないか。