芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

登米と雄勝のスレート石

2009年01月25日 | Weblog
午前中、消防訓練のあとで寄ったと言う元ちゃんが来て、そのあと、約束をしていた山口佳子ちゃんが来た。元ちゃんは、先日上げた日本橋のうさぎやの菓子のお礼だそうだ。彼女が帰ってから、佳子ちゃんを誘ってガティーに昼食に行った。誘ってと言っても彼女の車に乗せて行ってもらったのだが。今日は、接骨院は休業で、柴田道文君も入って、登米の町起こしについて話し合われた。彼も、このままで行くと、トヨマはゴーストタウンになると言っていた。佳子ちゃんが最近行った雄勝のスレートを使った家の写真を見せてもらった。なかなかしゃれた家が何軒かある。スレート屋根は、普通の屋根瓦の3倍も費用がかかると言うが、その良さを知ってもらう為、雄勝は努力をしている。登米のスレート屋根を葺く職人は、今や、86歳の高橋哲郎氏だけだ。スレートの会社はもうスレートを作る元昌石を掘っていない。スペインガワラなどを輸入する仕事をしていると言う。
スレートの良さをもっと宣伝して行けば良いのではないか。瓦は、廃材にする時、アスベストの石綿がでる為、費用がかさむと聞いたことがある。
原発と同じことだ。原発は発電費用が少ないが、原発を廃材にする時に、膨大な費用がかかる。そのことを棚上げにして原発を作り続けている。元昌石のスレート屋根は、美しいし、安全だ。しかも軽いから耐震でも良い。