山は年内中は案外と晴れていると、陽射しが暖かい。本来山の上なので、町が防風の意味で、バックに植林をしてくれているので、外で、焚き火をして、魚なんか焼いても、風がないので、結構ポカポカしているんだわさ。
え"、じゃーなんでジャックは洋服を着ているのかって?。 10月に入ると、山は紅葉とともに、落ち葉の季節でもあります。それに、枯れ枝もね。てな訳でワン達は洋服を着せて外に出さないと、とんでもない事になります。
特にジャックは毛がフニャフニャととっても柔らかいので、枯れ枝落ち葉がまつわりつくこと、甚だしい。とはいえ、此処に来ると空気が美味しいせいか、ジャックも咳が出ない。「ジャックー、パット痛くないかい?。」「咳が出なくなって良かったねー。」
ジャック、とっても気持ち良さそうです。「がははははー」。いつも東京にいるジャックとは犬が違います。
ジャックの幸せそうな顔。う~んと長生きしろよー。
ん?、いつの間にか、凛が寝ているぞ。散々、遊びまわって、やっと落ち着きました。今日の凛も「プチへブン」製のジージャンを着てます。
ふと見上げるお顔は愛ちゃんを彷彿させるものがあります。一度でいいから、愛ちゃんと会いたかった針はより一層、凛がいとおしくてなりませんぞ。
この子も大事に大事に育ってもらいますぞ。ジャックも凛も一緒に仙籍に入るんですよ。だって愛ちゃんは石鎚山で仙人になっていますからね、針も凛も会いにいかなくちゃ。なんちゃって。
「針さん、早くボール投げてよ」なんて言ってないか!。「よく運動しなよ。」「でも夜寝るとき針の布団の上に上がらないでくれない?。」
「特に足の上に!」「まるでお白州で吟味されているみたいだ。」(爆)「せめて、横に寝てくれよー。」 「だって、針ったら、鼾がうるさいんだもん」 うへー。