INRが一生懸命作った修了証がひとりひとりに手渡されました。
「あなたは、2010年1月7日から13日までの6泊7日、
ぶなの森の冬休みにおいて、雪や風に負けず、
大いにあそび、仲間と共に暮らし、
かけがえのない体験をしたことをここに証します。」
今回は校長役として珍しく、お話の時間をとりました。
このところ、大人の人への研修やお話をさせていただくときに必ずする話です。それは、人口問題・・・。 2000年前後生まれの子ども達が私と同じ55歳になる45年後のこと。どんな世の中になっているか、今よりもずっと少ない人口になること。 現在1億3000万人が 1/3も減って 8000万人になるんだ。
その時代は、お互いがお互いを助け合うような世の中が必要になるんだ。だから、今から、いつも一緒の人と違う人と出会う体験をたくさんしていた方がいいよ。知らない人のいいところを見つける、お互いに助け合う練習をしているんだな。 違う人と出会うといろいろな発見があるよ・・・。
そういう時代を生きるためには、子どものとき、中学生、高校生、若いうちにいろいろと違うことを体験、違う場所や世界を見ておいた方が参考になるよ。今、君たちは「違うこと」もできるようになる「練習」をしているんだ・・・。
噛み砕いて話しても想像することは難しいかもしれません・・が、「何か大切そうなことを言っている」ということが重要かなと思っております。