倶知安にて「わがまちを美しく運動」(運動でいいのか・・・)の小樽後志ブロックの懇談会に参加。 この活動は、元北海道開発庁の北海道局(現在は国土交通省所轄)が始めた地域づくり団体の表彰事業です。交流、景観、特産品開発をする団体の活動を審査して表彰するのです。 ハード公共事業が中心の開発局のソフト事業と言っていいかと思います。
ぶなの森自然学校は、この第1回審査で、なぜか景観賞を頂いています。
この審査過程のヒアリングを受けた時に、審査員があまりにもつっこんだ質問、そして一方的な批評(助言?)までされたので、それに反発して余計なことを言い返したことがありました。(にもかかわらず受賞した・・・)この運動についての意味、意義について、いまだ、正直・・わからないなあとも思っています。
あまり期待もなったのですが、ゲスト講師・司会者がいろいろとお世話にもなっているNTNさんだったこともあり、また、私の日程的に札幌から黒松内に帰る途中であったので参加することにしました。正直いいますと、どちらかというと主体性薄く参加したのですが・・・、大きな気づきもありました。
地域行政(市町村)経由だけでなく、民間のまちづくり団体が独自に応募するようになってきてもいるので、賞を受けることが「励み」やある「目標」にもなっているようです。 国や審査員の方々には、これを機会に受賞団体や応募団体間のネットワークが進むことを期待しているようです・・が・・、
応募団体は、農業や漁業団体、地域で開催されるイベントの実行団体、さまざまなまちづくり団体、環境保全団体など・・多岐に渡るので、一概にネットワークといっても、その目的性が定まらないので、連携する機会を産みだしがたいのが、実際です。
だまっていては議論が深まらない、NTNさんもお手伝いしなければと、私のおせっかい根性が首をもたげました。
ネットワークをする目標性・・として 例えば、
地域行政域を越えた 交流創造を行う人材養成を皆で行う
町村地域レベルの課題解決の方向性を考え、道や国へ施策提案をする
みんなで地域情報発信雑誌を作る (これはすでにやってますが・・・)
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なにより、私が気づかされたことがありました!
それは、こんなにも広大で地域性が異なる北海道なのに、
道庁に支庁レベルでの地域課題を民間から吸い上げ具体的な政策に反映する機関が実は無いに等しい!
ということです。国や都道府県、市町村レベルでは、環境、福祉、産業・経済などの様々な分野には、その問題を課題化、課題の解決の方向性を考えるために、地域住民や専門家、有識者と言われる人達から意見を聞く、あるいは審議する委員会がたくさんあります。つまり、直接行政へ発言できる機会があります。
しかし、北海道はとても大きい・・たしか、九州と四国さらに2つ位の県を合わせた面積があります。ですから支庁(県位の大きさがある)という位の広さの域圏での課題に合わせた施策検討も当然必要となります。しかし、そこに地域住民が加わる仕組みがどうもないようなのです。
このことは、これから公に発言する機会があるごとに、確かめ、そして提案してゆこうと思いました。
札幌方面から国道5号線を南下し、札幌郊外の定山渓温泉に入ったところに、お蕎麦屋さんがあります。 一日50食限定とあります。随分前から気になっていたのですが、これまで、お昼時に通過することがなく、夕方だと売り切れで暖簾をくぐる機会がありませんでした。今日は、ちょうどお昼前だったので寄ることができました。
ちょっと太め手打ち。おろし蕎麦をいただきました。う~ん・・・、
好みでいえば、私は細めが好きなので、とりあえず、可もなく不可もなくといったところか・・。
その後中山峠を過ぎる頃より、猛烈な悪天候・・・次の目的地まで夏であれば1時間もかからないところ、1時間半以上かかってしまいました。