3話。
今回は怜ちゃん入部回。
怜ちゃんの見せ方としてはやっぱ眼鏡が気になったかな。
眼鏡のつるを透かして目を見せる演出っていう話を思い出して。
眼鏡の表現 ※ミクロKOSモスさんより
その1 その2 その3
バクマン。でも透かせて同じようなことをやっていたんですが、
太いフレームだと逆にそれが仇となってか違和感が強調されるような感じになっていたんですよね。
だからか今回見てて眼鏡越しの目をどのように見せるかっていうのには意識が向いちゃうというか。
あおりで目を見せたり思い切りアップにしてみせたりっていうのが基本でしたが、
キャラクターが眼鏡をかけ直す動作を良くするので、
そのクセと合わせながら目を見せるような動作と合わせて見せるショットも。
眼鏡キャラが眼鏡をかけ直す時って言うのは心理状態や言葉の意図を強調する部分でもあるので、
そういうのを狙いつつっていうのがあったのかな、と。
そういった方針が見てて新鮮でした。
今回はいつも以上に望遠を意識させる画面が多かったような印象。
電車の中の女の子が可愛い、というか男ばかりなので女キャラに目が行くという感が。
下の先生の当たりなんかは小川さんっぽい画面だなぁと感じた。
氷菓 19話 を語る
キャラクターがただの黒帯というか先生の存在を見せるための存在になってる感。
制服も黒というか濃い紺みたいな印象があるので、
ここがキャラクター越しのショットであるっていうのを意識するのにちょっと間があった。
そういう遊びなんかな。特殊な画面を装いつつ実は、みたいな。
窮屈な感じから一転してキツ目のアングル。
遥の欲望のみを切り取っていくような感じが楽しい。
遥が部員勧誘しているところで人体中央に影を落としたりとか、
割りと漫画的な表現は多彩だったりするんだけど、
その辺の線引きを見ながら意識するのはまだ面倒な感じ。
この辺からかすかな石立臭が。
滑るような感じやエフェクトからでしょうか。CLANNAD思い出す。
遥が海ばかり見るというか顔を背けるシーンが多いのが気になる感。
醜いスポーツとしての水泳。
怜の中の水泳をハーモニーで見せるのなんかは常套手段っぽい。
ただちょっと引っかかる感じ。
PANでスライドしてみせる幻想性。
遥が泳ぐっていうシーンを前に異界的な処理として、こういうのが出てくるのが楽しいなと。
あと自分の中で密着マルチで見せるようなシーン見ると涼宮ハルヒの消失を思い出しちゃいますね。
ハルヒは何処にいるだと夜の街に佇むキョンと帰還後に屋上から見る街の対比が印象的だったので。
脚本:横谷昌宏
絵コンテ/演出:小川太一
作画監督:丸木宣明
小川&丸木回。
棒高跳びとかのシーンとか水泳もカッコよくて良かったなぁ。
2期ももうすぐ始まるし、サクサク消化していきましょうかね。