
お誕生日 おめでとうございます
~これから どんどん~
暑い日々、しばし
海辺で くつろいでください
これは、妹、○子ちゃんからのバースディカードです
私が高1のときにうまれた、○子ちゃんは6人姉弟妹の末っ子
もう今は 社会人の長女と大学生の長男の母に
妹とわたしは 誕生月が同じなので先に わたしが
バースディカードを そしてまもなく
今度は 妹からゆかいなバースディカードがやってくるのです
その妹が生まれて1ヶ月頃のこと
ちょうどお盆の8月15日 20時ごろ
雨は降ってはいなかった
遠くの方でゴロゴロと雷の音は聞こえていたが、だんだん大きくなってきた
ゴロゴロッ ピカッと

落ちた



自宅に落ちたのだ

そのとき火事場の馬鹿力というのか
17才のわたしが 大きなタライに水を入れて2階に駆け上がり
燃えかかっていた天井めがけて タライの水をバシャッ

蛍光灯が落ちて 天井からぶら下がった電気コードに火がつき
天井板が燃えはじめていたから・・・
火事になっていたかもしれない
あとで気がついて おもわづ身震いがしたことを覚えている
とにかく火は消えた
家の中は真っ暗に
ようやく 手さぐりで母の横たわった体にふれた
その横に妹、○子ちゃんが声もなく身動きもなく いた・・・
しばらくして母が気がついた そして妹が かすかな泣き声をあげた
「あっ、だいじょうぶねッ

天井めがけた タライの水が ショックで失神していた母と妹にふりかかり
ふっと気がついたのだった・・・
父は部屋の隅のほうにいたので幸いにも難をのがれたが
2番目(15才)と3番目の妹(8才)が火傷と裂傷を受けた
父とわたしが 妹2人をおんぶして 近所の病院へ走った
「いたいよ~、熱いよ~」
妹の泣き叫ぶ声が 今も耳の奥に・・・
もう50年ほども昔の出来事でした
おかげさまで その母も92才、妹も元気そのもの、
「きっと 雷さまの電気治療のおかげよね~」
なんて笑っているのも 本当なのです
誕生日を迎えるたびに なつかしく 思い出す
雷様のお話でした
