ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

赤い鼻緒の下駄 (日田温泉)

2006年07月18日 | ばあやの本棚

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数年前になるが
清流、三隅川の中州にたたずむ 日田温泉・・・
九州の小京都とも言われる日田温泉を訪れた
9月中旬 1泊2日の旅である


名物、鮎の塩焼き そば饅頭 しいたけ 日田梨など 美味なるものばかり
中でもみやげもの店の 杉つくりの赤い鼻緒の下駄には 
ひときわ懐かしさをおぼえた




  昭和21年、終戦直後の思い出

当時 わたしは7才、日本中が敗戦の重荷を背負っていた頃 
大工の腕を持つ父が 物資不足の中で あり合わせの材木の切れ端を
うまく削りあわせて筆箱や ちいさな机、イスなどを作ってくれた

これまた ベニヤ板で器用につくられたランドセルは わたしのお気にいり、

新一年生に 入学・・・
走るたびに ランドセルの中でカタカタと 筆箱の音がした

 いまも 忘れてはいない

わたしに お正月用にと 念入りに作ってくれたのが 杉の下駄
昔風にいうと ぽっくりであろう

せめてお正月ぐらいとの 親心であったろうか
手に入れるのには苦労したであろう 赤い塗料が上塗りされ 
小さなピンクの花の絵付けがしてあった
それには 小さな赤い鼻緒と鈴がつけてあり 履いて歩くと
チリチリと かわいい音がした
うれしかった・・・



 もう その父もいない

赤い鼻緒の下駄を 手のひらにのせてみた
木のあたたかみ、木の香り
ポッと暖かさが胸の奥まで広がって 

 あ~泣けてきた・・・


また 日田温泉に行ってみたいなぁ・・・


 日田温泉を ごらんください
http://www.yukoyuko.net/onsen/detail/info.cgi?spa_code=0117&S=ov5173

コメント (7)
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