水仙の香りがただよい、春近し・・・
ある日の午後の話。
ひさしぶりに次女の家に遊びにいきました。午後3時過ぎだからもう、学校から帰っているだろうなぁと思いながら・・・
「こんにちは~」
「あぁ、おばあちゃん、ひさしぶりねぇ・・・」
居間には、本、ノート、ランドセル、そろばん、空手胴衣など、散乱の中にあたたかいホットカーぺットに座り込んだ。
しばしガヤガヤ
やがて夕方になっていました・・・
「おばあちゃん、もうそろそろ暗くなってきたよ」3年生のあ~ちゃんの一言で、わたしの重い腰があがり、
「じゃ~またくるからね」といって帰りました。
あとでわかったのですが
その日は午後から、あ~ちゃんとS君は算盤塾の日だったのに、私がおしゃべりするので、
いいだせなくて遅刻になってしまったと聞きました。
夜になってからS君から電話がありました。
「ごめんねぇ、そんな時はちゃんといってね。おばあちゃんは、わからないから、ひさしぶりで楽しくて・・・」とあやまりました。
「いや、おれたちが言わなかったのが悪いのだけど、塾で忙しくて
なかなか遊びにこられないから・・・ごめん」
のむこうで、すまなさそうなS君の顔が浮かびました。
孫可愛さでいつも見ていましたが、
いい加減で「孫離れ」しなくてはいけない時がきたようだと、そのとき感じました。
そして少し悲しくなりました。
あ~ちゃんも春には4年生に、S君は中学生になるかと思うと・・・
成長してくれてうれしいけれども、
いつまでも孫を子供扱いにしてが楽しんでいてはいけなかったと、我に気がつかされた。
帰る時に「洗濯ものをいれないと・・・」とつい言ってしまい
また一言多かったなぁ、反省・・・
『大切な日』になった、その日のできごとでありました。
「あ~あ、おばあちゃんは、つらいよ・・・」
ある日の午後の話。
ひさしぶりに次女の家に遊びにいきました。午後3時過ぎだからもう、学校から帰っているだろうなぁと思いながら・・・
「こんにちは~」
「あぁ、おばあちゃん、ひさしぶりねぇ・・・」
居間には、本、ノート、ランドセル、そろばん、空手胴衣など、散乱の中にあたたかいホットカーぺットに座り込んだ。
しばしガヤガヤ
やがて夕方になっていました・・・
「おばあちゃん、もうそろそろ暗くなってきたよ」3年生のあ~ちゃんの一言で、わたしの重い腰があがり、
「じゃ~またくるからね」といって帰りました。
あとでわかったのですが
その日は午後から、あ~ちゃんとS君は算盤塾の日だったのに、私がおしゃべりするので、
いいだせなくて遅刻になってしまったと聞きました。
夜になってからS君から電話がありました。
「ごめんねぇ、そんな時はちゃんといってね。おばあちゃんは、わからないから、ひさしぶりで楽しくて・・・」とあやまりました。
「いや、おれたちが言わなかったのが悪いのだけど、塾で忙しくて
なかなか遊びにこられないから・・・ごめん」
のむこうで、すまなさそうなS君の顔が浮かびました。
孫可愛さでいつも見ていましたが、
いい加減で「孫離れ」しなくてはいけない時がきたようだと、そのとき感じました。
そして少し悲しくなりました。
あ~ちゃんも春には4年生に、S君は中学生になるかと思うと・・・
成長してくれてうれしいけれども、
いつまでも孫を子供扱いにしてが楽しんでいてはいけなかったと、我に気がつかされた。
帰る時に「洗濯ものをいれないと・・・」とつい言ってしまい
また一言多かったなぁ、反省・・・
『大切な日』になった、その日のできごとでありました。
「あ~あ、おばあちゃんは、つらいよ・・・」