72年という、生きてきた歴史を刻むいろいろなものが、身のまわりにあふれてきた。
先日の新聞で、
93歳の吉沢久子女子の生活術として『前向き。』という新刊を目にした。
むさぼるように読んだ見出しの項目のひとつに
物忘れはそのまま放っておく。年をとったら気長に待つことも大切。
なるほどねぇ、これは気楽でいい。
わたしは、探し始めると汗をかくまで探し続けて見つかったら、にやりッ!として
「あんた、なんでここにいるわよ~っていわんの?」と軽口を言ってホッ!
もうひとつ、気になる言葉があった。
写真や手紙を後に残さない。自分で処理する勇気を。
これは抵抗があるなぁ・・・
でも手紙を少し処分してみたら、気が楽になった。
結婚後47年余、じいやの給料明細書と家計簿はまだ残っているワ・・・
これの処分が・・・出来るかしら?
この頃は体調もいいようだし、あと少しだけ気合をいれてみようか?
吉沢久子女史の年齢までには、あと10年もあるし・・・