『もうこれ以上の治療はありません、あとは薬を少しだけだしておきましょうね。
よくがんばりましたねぇ・・・』
約6年半におよぶ、通院治療の熊本の病院。主治医の言葉に一瞬体が震えた。
2005年、ストレスから発症した大腸の異変!!
たび重なる腸閉そくに苦しみ、ようやく巡り合った熊本の病院。
長期にわたる治療の甲斐あり、先週の水曜日、最終検査結果がOK。
思い返せば、7ヶ月間の入院から解放されて退院後は、毎月2回の通院生活がはじまった。
早朝5時出発、複数の治療が終わるのは夕方近くまでになり、夫が元気なころは車で通院した。
ブロック注射後のけだるさから意識がもうろうとなり、帰り道はいつも眠りながらの1時間余を
夫は疲れもみせずに車でつきあってくれた。
しかし、昨年9月に夫が思いがけない胃癌発病、一人でJR通院になるも気分転換と思い
がんばった。
この日をどれほど待ち望んだことか・・・
主治医の言葉がわすれられない。
『病気は、あなたが治すのですよ、医師と薬はお手伝いです・・・』