サツマイモ、豊作で芋ほり忙しい じいやです
こんなオヤツを作ってみました。
「不用品、無料で引き取ります!」 こんな電話があった。
「ほらほら、ついにきたよ。用心せんなら」
まんまと、ひっかかり? そこなったじいやにご忠告申し上げた。
不用品をかたつけて大きな袋に古着や、着なくなった洋服などあつめて
市のリサイクルに出そうと車庫の隅のほうにおいていた。
じいやがこれを覚えていたらしい。
さて我が家は、電話番号をすべて登録しているので、それ以外は
受話器をとることはめったにない。
ところが・・・
数日前からたびたび電話がかかっていた。(番号は記録されている)
同じ番号からばかりのこの電話を、私は怪しいとにらんでいたので
在宅時でも電話をとらなかった。
ところがじいやがこれを忘れて、私の留守中にとうとう受話器をあげたようだ。
「リサイクル用品を無料で引き取りますよ」のことばに、じいやがOKしたらしい。
そして昨日、また同じ番号からの電話だ。
「はいはい・・・」わたしが電話に出てみた。
「こちらは〇×▼のABと申しますが、この間お電話にでられたお方は?」
「かわりますからね」
きたぞ!と知らんぷりして、じいやに代わった。
「もしもし、はい そうです。・・・いや・・・家内は・・・病院行で忙しいので・・・」
なんだかモタモタ話し中なので、私は身振りで大きく×印をしてみせた。
「もしもし、もう入りませんから、断ります!」
やっとじいやが電話をきった。
訳を聞いてみた。
「不用品の引き取りに来たいので、ちょっと電話を奥さんに代わってほしい」
と、しつっこく云ったそうだ。
頼みもしないのに、なんで奥さんを電話に出せとは???
はは~ん、わかった。
ひきとりにきて家にあがりこみ・・・
「貴重品を見せてほしい」
そして
「お高く買いますよ」
ちょっと見せたばかりに売るつもりのなかった貴重品を、とうとう売る羽目になってお金をうけとらされてしまった。
こんな話は、飽きるほど聞いていたから
「そうは問屋はおろさないよ!」
きっぱり断ることができたから良かったけど・・・
この手で泣かされている人の話が、新聞紙上をにぎわしている昨今だ。
最近は、オレオレから ワタシワタシに変わった振り込み詐欺も
流行っているらしい。
くわばら くわばら~