ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

(2)CT検査

2018年06月14日 | ばあやの本棚

  

花韮が梅雨空にひっそり咲いています

 

救急士の動きは素速い。
ひとまずホッとしたものの、これからどうなるのだろう・・・
テキパキとわかれてそれぞれの処置がなされて 車は救急病院のT病院へついた。

ストレッチャーの揺れが頭にひびいて、また吐き気が襲った
「今から検査室へいきますよ、だじょうぶですか」看護師さんの声が耳元で、
私は「ハイ」と手をあげた。


「2~3分でおわりますからね」ベルトで体をとめられて頭部のCT検査。
処置室へ移動、両手にそれぞれ血圧計と点滴の針がくいこむ。

血圧138と聞こえた。 高いな・・・と思った。

 

母と妹がクモ膜下出血症になり、母は当時60代だったが
奇跡的に後遺症は残らず97歳まで生き延びた。

妹も60代で発症したが、現在もわずかではあるが後遺症とたたかいながら
小康状態をたもっている。

同じ血をひくわたしも、もしや最悪の場合は肺炎よりもクモ膜下出血を
おもったのだった。

ひどい頭痛と吐き気、めまいで・・・

おそらく午前0時ごろの入院だったとおもうのだが、どれくらい時間が経過したのかを
聞くのがためらわれて、ベットのうえで吐き気と頭痛が一秒でも早く収まるのを
ひたすら待った。


処置室の蛍光灯の光が強くまぶしい。
くの字に近いからだの横たわり方で次第に背中と腰痛がおこり
どうしょうもなくなってきた。

・・・・・・

先生の姿がチラリとみえた。
「杏子さん、吐き気はおさまりそうですか? 頭痛は?」
「はい、すこし収まってきました・・・」

「CTの結果は、心配はないようですが・・・耳の異常がありますね。
もう家にかえっても大丈夫ですから、早目に耳鼻科を受診されることを
おすすめします」

と、先生の言葉に少しホッとなった。
「そっと起きてみますか?」と看護師さんに肩を支えられ
いわれるままにゆっくりと体をおこしてみる。
「あ、目眩はよくなったようです。頭痛も・・・」
「あ~それはよかったですねぇ。先生から退院許可は下りていますよ」
「じゃ、帰ります・・・」
看護師さんのえんじ色の服がみえた。

これは使い捨てですから、どうぞ」と白いスリッパを用意してくださった。



行きは救急車でもちろん靴なんかはなし、「帰りは裸足かぁ~」とおもっていたときだったので、グットタイミング。
使い捨てスリッパなんておもいもしなかったから、病院の心使いがうれしくて
ありがたかった。


じいやがそっと部屋にはいってきた。「ちっとはよかかね?」心配そうに聞いた。
「うん、もうヨカごたる、帰ろうか」

車椅子で玄関口まで看護師さんが送ってくださり、タクシーに乗った。
看護師さんんが手を振ってあり、わたしは笑顔で頭をさげた。

8日の早朝、午前3時すぎに無事に家についた。

「今日は、耳鼻科にいくね」
「うん、そりがよかよ」

冷たいお茶をひとくちのんでベットに横になったが、また吐き気が少しでてきた。
もらってきた吐き止めの薬をのんだ。
なかなか眠れそうにないが、
夜が明ければなんとかなるから・・・

 

救急病院医師の診断では 
「良性発作性 頭部目眩症」といわれ早目の耳鼻科受診をすすめられた。

夜が明ければネットでしらべてみたら
耳の内耳はとても複雑、耳石が頭の動きにより移動する。それが位置、ゆれの
おおきさにかかわり、高齢化とも深いつながり
あるとか…なんとか
訳がよく分からないところだが・・・

 

ぼちぼち元気でてきて、
じいやのガイドでのお弁当は、毎回家で作るおにぎり2個
じいやは塩昆布が好物なので
簡単ですが、
ついでにわたしも小さめのおにぎり食べてみたら

なんとおいしいこと。
おにぎりに梅干し、お塩パラリ、新生姜の土佐煮がぴりっ!とおいしいのです。

新生姜でつくりました。「土佐煮」

土佐煮は、くりまんじゅうさん

 ジンジャーエールは、ようさんからのレシピで合作です。
ピリッ!としていい香りです。

 

 続きます・・・ 

コメント (12)
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