ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

過保護と放任の狭間

2007年11月28日 | ばあやの本棚
  当時、PTA新聞に こんな挿絵をいただきました




近頃、人の命を軽んじる殺伐なニュースばかりに肌寒さを感じているのは わたしばかりではなかろう・・・

 次女が高校生の頃だから もう20年も前の話にさかのぼるが
次女が通う高校のPTA新聞に母親の気持ちとして投稿した文章の一部から
思い出すままに書き出して見ました

    


  先日テレビで”クマタカ”の成長の記録をみた
  産卵から飛び立つまでのひな鳥への愛情をうつくしくまとめたものであったが
  わたしは人間世界の子育ての難しさとだぶらせながらみていた

  数十日間にわたり親鳥は一心に胸のなかにいだきつづけ
  やがてひな鳥が生まれるれると今度はせっせと餌を運んでくる
  数ヶ月に及び ひな鳥が立派な若鳥に成長して自分の力で生きて行くことが
  できるまでやさしく厳しく見守るのです

  現代のわたしたちの生活において考えてみた
  子供は2人ぐらい 完璧なまでに母親の愛情が注がれる
  成長期の子供たちにはそれがうとましく感じられているかもしれない
  また一方では働く母親が急増して母親不在の負い目を金銭的にカバーすると
  子供たちは親の心を見抜いてますます要求が強まる

  母親の姿は大別すると2つにわけられるような気がする
  過保護ママと放任ママとでもいえようか

  「子供は小さい頃がよかった この頃ちっともいうこと聞かなくて・・・」
  よく耳にする言葉だが
  子供の成長にそって親も早く子離れしなくてはと反省の日々である
  つかず離れず ”過保護と放任の狭間”の子育ての姿勢
  常に子供を信じて見守ってやることが大切ではないだろうか

  「子供は決して親の言うとうりにはならない、親の背中をみて育つ」・・・


と結んでいる 
今の時代にもそっくり通用するのではないかと思いあえて書いてみました
母から祖母となり、かわいい孫たちの成長に思いを馳せて・・・
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8 コメント

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時代が変っても (ba-ba)
2007-11-28 20:08:37
仰るとおりです、昔講演会で聞いた話「子供は親の思うようには育たない、親のしているように(親の背中を見て)育つ」そうです。
自分の子育てがどうだったか無我夢中で過してしまいました、いま孫にはどのように接したら良いか?いつも考えています。
でも婆としては受け止めて見守り励まし、避難所の役割で良いのではないかと思っています。
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未だに分かりません (sagano)
2007-11-28 22:02:02
子育ての仕方って難しいですね。
杏子さんはきっと、ほんわり暖かくて、でも厳しく
するところは きちっと!
いいお母さんだとおもいますよ。
ご家族の会話とか、お孫さんの様子から
遠くても充分想像できます。
子育ての頃、私も当然若く 同じように投稿して
載せて頂いたことがあります。
でも、私は親子代々 過保護の系統ですから、何も
言えませんけど。
母は11人兄弟の末っ子、私は7歳上の姉だけの
末っ子。娘は結局一人っ子で孫も一人っ子。
私は 40歳近くなっても、母からの子ども扱いに
反発。
だから、娘に頼まれたり、意見を聞かれたりしたら
出来る限りのことをします。
けど、構い過ぎるのは、自分が嫌だったから
しないようにしてますが、よそよりは
過保護でしょうね。
もう一度、やり直したいような、又同じような・・・
自信のない、母であり、おばあちゃんですねん。
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家内の豹変振りに驚く (ホランナビ日記の宿六)
2007-11-29 05:34:29
おはようございます 杏子さん

(母親の)子供にたいする教育のことは 良く解りませんが
成長した三人の子供たちは 食べ物の好き嫌いは何も
ありません。
小さい頃から家内が厳しい躾をしていたからです。

処が 遊びに来る三人の孫たちの好き嫌いに家内は寛容(鷹揚?)です。

宿六が 食卓で孫の食事に口出ししますと
「お祖父ちゃん この子は ○ ○ は嫌いだから 勧めないで・・・」
と 言うのです。

宿六の若い時 子供たちの食生活には
あれほど五月蝿かった家内の豹変振りに 驚きの念を隠しえません。

爺はどの様に理解すれば好いのでしょうかね
返信する
子育て (hinahina)
2007-11-30 09:54:34
子育しながら親も育ちますよね
親も子供ですものね

小さい頃分かっていることを
いちいち言う親のことを
「煩いなぁー」と思っていましたが
その煩い小言が今の自分の羅針盤に
なっています。



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ほんとにそうですね (杏子)
2007-11-30 10:16:19
ba-baさんへ

もう古希をむかえようとしているわたしに
気丈な母はやっぱり心配なのかいつも「用心せんなら」と・・・

いくつになっても親心は変わらないのでしょうが
孫を持つ身になった己もそっくりで・・・

>受け止めて見守り励まし、避難所の役割で~

そうですねぇ よい事をお聞きしました
子供にも孫にもこれが一番だと思います。
返信する
反省も (杏子)
2007-11-30 10:25:49
saganoさんへ

自己嫌悪におちいること度々、反省の意味をこめて
ときおり育児日記などひっぱりだしては
子育てのころを思い出しています

>もう一度、やり直したいような、又同じような・・・

これができたら
叶わぬ願いでしょうが、これからでもおそくないといかしていきましょうね
今日はあたたかい一日になりそうですよ
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う~ん、まいったなぁ (杏子)
2007-11-30 10:37:58
ホランナビ日記の宿六さんへ

早起きですね  わたしはその頃はまだでおはずかしいです

>豹変振りに・・・
これはちとびっくりですが それもこれも
孫かわいいで、「目にいれても~」の心でしょうか

わたしは 娘2人なので”男の子の気持ち”がよくわかりませんが 
そんな時が爺の出番らしく
「うんうん」と孫(男子)の話を聞いてやり 心のクリーニングをしてやってるみたいですよ
返信する
羅針盤 ( 杏子)
2007-11-30 10:52:11
ひなひなさんへ

>子育しながら親も育ちますよね

そうだ、そうですよね
みんな子供だったんだ
両親に感謝していまから、またひとがんばり

みんなに心配かけないようにして
孫の結婚式にも行きましょう(まだ先のことですが・・・)

クリスマス、目前になりましたね
超忙しいのひなさん、気をつけてがんばれぇぇ~~
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