ようやく先週の土曜日に降った雪も道路に降り積もった部分は溶けて、雪かきで積まれた日陰の山積みになった部分以外はなくなりつつある。駅に向かう道すがら屋根の雪はどうかなと見上げると東京では珍しい『つらら』が屋根の雪から繋がって下がっている。先からポタポタと水滴が落ちているのでそれ程寿命は長くないだろうが、珍しいものを発見。雪国などでは見飽きた存在で氷柱で怪我をすることもあるらしいが、東京のそれは可愛いもの。
そんなことを考えながらプールに行くが、帰り道に今度は空から何やら白いものが落ちててきている。また、雪かとよく見ると霰である。霰(あられ)は2種類あって、雪の周りに水の粒が付いて氷になったもの(雪あられ)と、雹(ひょう)と同様に作られて積乱雲から落ちてきたもの(氷あられ)とがある。また、雹とは大さで区別され、5mm以下が霰で、それを超えると雹と呼ぶらしい。
今日のは雪あられでコートについている白い粒が霰である。
東京の雪も珍しいが、今年は寒いだけに色々なものに出会えて楽しい。