以前から『居酒屋やまちゃん』の名前は聞いていたが、中々予約も取れず、縁なきまま閉店、店主は海外に。しかし、また日本に戻り、昨秋より酒だけを提供するお店を開いたとの噂を聞いていた。酒を良く飲みに行くTくんから急なメールが来て『王禄超辛口☆☆☆☆がもうあと3分の1しか残っていないので、飲みに行きましょう』というお誘いのメールが。
やむなく?これに応じて、6時半に『四谷やまちゃん』を訪問。店に着くとまだ先客はなし。入場料3150円也を払い青いカードを首に掛ける。この店は原則飲み放題、一部は一杯に限り無料試飲、さらにセレクト銘柄は追加料金(原価)で飲めるシステム。
なかなか連れが来ないのでまず『王禄超辛口』(島根県)を90ミリのぐい呑で頂く。これは辛いがふくよかさも併せ持ち旨味がたっぷりで、酒だけでも十分。さすが直汲み210本限定の4つ☆である。
酒を飲みながら店主と酒蔵の話に花が咲く。小生が毎年酒蔵巡りをしており、広木酒造(飛露喜)や萱島酒造(西の関)、王禄酒造などに行ってきた話をすると羨ましいとの反応。あっという間に飲み終わり、2杯目に。今度は『鷹来屋雄町純米』(大分県 )を頂く。少ししっかり系のため、予め用意した牡蠣の燻製の油漬けの缶詰を開けて嗜む、うまし。
ようやくTくんが到着、つまみもおでん、唐揚げ、ナムル、巻き寿司と豪華になる。まずは『仙禽』(栃木県)、甘みも残るがスッキリ感のあるキレ味鋭い酒。次はここで一杯だけ無料で飲める特別酒を頂く。因みにこの一杯を頂くと青のカードを赤に交換するシステム。種類が色々あって選択に迷ったが、結局『やまユ白』(秋田県)を頂くが、酸味が程よく好みに合う。
その次に『醸し人九平次大吟醸雄町』(愛知県)これも旨味が強い割に飲みやすく、あっという間に飲んでしまう。つまみも食べるが、やはり酒に集中するのもまたよい。其の後は『奈良萬』(福島県)、『新政、亜麻猫』(秋田県)、『花陽浴』(埼玉県)、最後にまた『王禄超辛口』とまあよく飲んだ。それでも隣で飲んでた女性にもう帰るの?と云われる始末、酒は強さではかなわない、あ~あ、年は取りたくないね。
最後に店主にカメラをむけるとポーズをつけてくれるほど気さくな方だった。酒を極めるには決して外せない店。是非、再訪したい店、但し、みんなが明日を考えず飲める金曜日は混んでいるため、予約は必須。ただ、それ以外は空いていることも多いと店主談。最後に来店のアドバイス、あまりつまみが多いと酒が入らない、そりゃ当たり前か?
四谷やまちゃん
新宿区四谷3ー11 野村ビル4階
0353154688