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『ぶらっと橋めぐり』その3。江戸時代、町には堀が張り巡らされていたが、今はそれが埋め立てられ、川(堀)そのものが無くなったが、立派な橋が残されているケースは多い。今回取り上げる入船橋もその一つで新大橋通りが上を通っている。しかし、下を流れていた築地川はすでに埋め立てられ、入船橋より下流は高速道路、上流は公園と化している。
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入船橋を渡り、左に曲がるとその下に築地川公園がある。このあたりはバスケットリングなどがある広場になっている。
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その周りをしばらく歩くと駐車場、さらに驚くことにデイキャンプ場もある。
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裏手にある聖路加国際病院の古い建物を見ながら先に行くとその先には赤と白のサルスベリが満開、その先には古いコンクリートの塊があるが、よく見ると橋の跡(暁橋)があった。
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細長い公園(川の跡)を歩くと少し段差があるが、よく見ると今度は備前橋と書かれている。公園には柳が植えられており、喫煙所にはおっさんが多数、とても川の名残などない。
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横断歩道を渡るとその先は川の右半分が駐車場になっており、歩行者は左側の細い歩道を歩く羽目に。そのまま行くと中央通りに出る。
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中央通りはかつて門跡橋であったのだが、今は全く分からない。しかし、少し探すとその遺構がすぐ近くにある。
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親柱は半分は埋まっており、横には『昭和三年 六月復興局建』と書かれたプレートが。多分、関東大震災の後、橋を建て替えた際に作られたものであろう。すぐ横には築地本願寺の建物があり、すぐ先には築地市場。ここまで歩いて今回は終了。
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橋めぐりなのに川は見ることがなかった今回の散歩。ただ、橋は存在意義が無くなってもその遺構は至る所にあるもののようである。