hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

二俣尾駅・石神前駅

2016-09-16 05:00:22 | 日記

『鉄道シリーズ』その152。軍畑駅の後、隣の二俣尾駅まで車を走らせる。この駅は青梅街道沿いにあり、行きやすい。駅前には車を駐めるところはないが、通行量も少なく、駅前に駐めて橋上にある駅舎に向かう。

実はかなり前だが、この駅を訪れた際にはまだ民間委託駅で駅員さんがいた。そして無人駅になったのは2003年、それでも掃除は行き届いており、線路の雑草が気になる程度。


ホームに降りて反対側を見るとかつて荷物扱いをしていたであろうホームの残骸と錆びた線路が残されていた。

車に戻り、隣の石神前駅に向かう。なんとも変な名前だが、1928年に開業した際には『楽々園停留所』であった。楽々園とは国有化前の青梅電鉄がサイドビジネスとして行っていた遊園地のことで、その後廃業。国有化の際に『三田村』と改称されたが、再度駅近くにある『石神社』の名前から駅名が石神前になったとのこと。

この駅は分かりにくい上に行きにくい。駅近くまでは行くが、カーナビの指示どおり行くと急に道が狭くなり、立ち往生。そばにいた親切なおじさんに先に行けるか聞くと、何とかなるとは思うがこする人も後を絶たないと頼りない意見。この人が大変親切な方ですぐ前の自分の家の敷地で転回してもいいと言って下さる。こちらも運転に自信がなく、言葉に甘えさせてもらい、後ろや横を見てもらいながら無事に方向転換する。

おじさんから、なぜ石神前駅にきたのかを聞かれたので『楽々園』の話をするとよく知っているなと感心される。そして、この駅前には昔お猿を入れた檻があったこと、駅横から青梅街道に向かうとその先にあるブリジストン奥多摩園が昔の楽々園の跡であることなど当時の話を色々としてくれた。

駅前は綺麗な花壇が整備されているが、その後おかげか極めて道が狭く、こんなに行きにくい駅が都内にあるなんて思いもよらない。まあ、当たり前だが電車で行けば問題ないのだがね。


そして、青梅街道に戻り、奥多摩園の入口まで行く。下り坂の下には奥多摩園があるようだが、さすがに玄関で失礼した。