hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

葉牡丹

2017-12-19 05:00:10 | 日記

我が家の庭は前に家が建って以降、特に秋以降は日当たりが悪く、中々植物が育たない。以前はシクラメンやパンジーなども植えたが、いつのまにか枯れてしまい、生き残っても花が殆どつかない。

そのため、冬の庭を飾るのは千両・万両と葉牡丹くらいしかない。ただ、千両は赤や黄色の実を付けてはいるが、鳥たちの餌になるので正月までは網をかけている。そのため、寂しい花壇に葉牡丹を買って来て植えた。

農協に行くとそんな事情を知ってか知らずか、今の時期には葉牡丹祭りと称して沢山の種類の葉牡丹が並んでいる。

葉牡丹は大まかに色は赤紫色のものと白いもの、葉の形状は丸いもの、縮れたもの、ギザギザに成っているものに分類できるが、最近は葉の黒い『ブラックリーフ』などという品種もある。また、高く枝状に作る『踊りハボタン』という作り方もあり、中々楽しい。

球の大きさ、葉の縮れ具合など多種多用ではあるが、ハボタンの原種はキャベツの仲間で元は食用であった。これを江戸時代頃から観賞用に育ててきたものであり、ちょうど鮒から金魚を作ったようなものである。

耐寒性が強く、日当たりは半日陰でも何とかなるため、来年の春まで頑張って我が家の庭を楽しませて欲しいものである。


(我が家の花壇のハボタン)
なお、春になるとこの真ん中辺りが盛り上がり、花茎が出てきて4月には菜の花のような黄色い花を付けるが、そのままにしておくと実を付けて枯れてしまうので切り取らないといけない。花を見るとアブラナ科の植物であることが実感できるのである。