hokutoのきまぐれ散歩

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季彩や ひで〜神楽坂グルメ

2017-12-07 05:00:58 | グルメ

12月になると忘年会というのはやや安直だが、昔の部下であるAくんとは1年に最低1回は飲もうと決めている。去年も11月末に呑んだが、今回はついに12月になってしまった。七夕みたいな飲み会に単なる居酒屋ではと思い、以前から行きたかった神楽坂の店を予約する。

店の名前は『季彩や ひで』、東京メトロ東西線からすぐのところにあるが、一本入ると静かなところ。カウンターに陣取りメニューを見る。とりあえず瓶ビールで乾杯、やはり日本酒を楽しむには生ビールは多すぎる。

この店は店主の出身である愛媛県宇和島市の食材が多く、宇和海の魚が良さそうという事前情報をもとに、まず決めたオーダーは『刺身の5種盛(2500円)』、『つまみの盛り合わせ(1800円)』そしてすぐ出て来るポテサラ、店の人のご推奨である『白甘鯛の塩焼き』をお願いする。
まずお通しは酢でしめた魚を味付けしたおからに寿司のように載せたもの、空きっ腹には優しい味。

次はポテサラ到着。ひしこ入りで上にはフライドオニオン、ビールには抜群に良く合う。


刺身の盛り合わせが出た時点で日本酒に。銘柄は悩んだが、愛媛県に敬意を表して『石鎚 純米吟醸』。刺身を見てびっくり、『タコ、イサキ、アジ、(下の段が)ヒラメ縁側、ヒラメ、ヨコワ(若いマグロ、愛媛県ではホンヨコと呼ぶ)』。それぞれ4切れずつあり、コスパの良さにまず驚く。まずはタコ、瀬戸内のタコは味がいい。そして、イサキとアジの鮮度と脂の乗りは素晴らしい。これには愛媛県の日本酒はぴったりである。


そして白甘鯛の塩焼き。日本酒は『王禄(島根県)』を合わせる。この甘鯛も身がきめ細かく、また、甘い。パリっとした皮目がまた美味い。


つまみの盛り合わせも登場。なまこ酢、雉の肝煮、イカ塩辛、鯛味噌カブ添え、鳥わさ、銀杏と6種類。いずれも珍味、酒は『日本心(やまとごころ・愛媛県)』『冩樂(福島県)』とどんどん進む。



追加で出汁巻、わかさぎ唐揚げを注文、最後に『媛人(愛媛県内子町)』を飲んでもう満腹、やむなく終了。いや、これだけ美味いものを食い、美味い酒を飲んでそれはそれは楽しい宴となった。ジャズが流れる粋な雰囲気、サービスも良く、満員になるのもうなづける店である。


季彩や ひで
新宿区神楽坂6ー23
05055711081