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なぜか人形町には四川料理の店が多い。店にもよるが、表通りの某店の牛肉水煮麺などは驚くほど辛く、割に辛いのには強い私でもやや完食は辛かった。さらに担々麺専門店も『博』という銀座アスターで修行したマスターがやっている店があり、コスパはあまりないけど辛旨である。
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しかし、そんな中にまた担々麺専門店が昨年10月にオープン、寒さ厳しき折、思わず入店した。実はこの店は以前も定食中心の小さなチェーン店であった店をほぼ居抜きでオープンさせたもの。店の名前は『寿限無』、入口の横には担々麺へのこだわりが書いてある。
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入店後、カウンターに案内されてオーダー。まずはシンプルな担々麺(780円)をお願いしたが、まずは辛さ(マイルド、辛口、中辛、大辛、激辛)、茹で方、ライスの有無を聞かれる。辛さの程度がわからないが、とりあえず中辛、茹で方は普通、ライスは小盛りでお願いする。
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店はホールが元気の良い中国女性が2人、中にコックが1名の3名体制。入店は11時50分で先客は1名だったが、次々と入店して担々麺がやってくる頃にはほぼ満員。やっぱり寒いからかも知れない。
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担々麺はまずはスープから、胡麻はそれほど強くなく、少し柚子が香る。味はしっかり、ただ、サラッとした粘度の低いスープ。思ったほど辛くない。これからば次回からは大辛でも問題なし。
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麺は細麺ストレート、博多ラーメン風であり、茹で方に拘るのがわかった。硬めでも問題なし。麺の量は結構あって、食いであり。青菜、チャーシュー1枚が入っているが、チャーシューは味しっかりの煮豚系、ホロっとする。これをライスに載せて食べたが、これは旨い。麺に関しては、元来、私は細麺好きだが、もう少し太い方がスープによく絡む点からも見直しの余地ありかな?まあ、全体的にはバランスが良く、美味かった。また、小ライスで満腹である。
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他のメニューは単なるラーメン、サンラータン、パイコーいり担々麺などあるが、パイコーは是非食べて見たい。この辺りは四川料理激戦地ではあるが、常連も結構いるようで安泰かもしれない。
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寿限無 担々麺
中央区日本橋堀留町1ー8ー15