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会社の昼休みにうどん談義を中国地方出身のOくんとしていた際に人形町No1のうどんはどこだろうという話になった。彼曰く、谷や(水天宮前)、おにやんま(最近開店)、寿ゞ木屋(きしめん専門店)もいいが、出汁はやはり『ちょうさ』ですね、とのこと。しかし、私はその店を知らない。これは早速行かなくてはと場所を聞いてすぐに訪問。
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場所は人形町駅出口から2分ほどの裏通りにある。店の入口には『讃岐うどん、香川県観音寺、瀬戸内伊吹島のいりこだし』とあるからすぐわかる。店内は12時前なのでお客さんは半分くらい、奥のカウンターに通されて、お冷とお手拭きがすぐに運ばれてくる。注文は『かけうどん』(450円)と『ちくわ天』(150円)をお願いする。
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2つ隣の席の若者にすぐに注文品がやってきて、彼も『かけ+ちくわ天』、やはり王道なのかもと嬉しくなる。7、8分待って、私のうどんも到着。うどんとちくわ天は別盛り、これは嬉しい。まずは香り、いりこだしのいい香りである。一口飲むとなかなか沁みる味。
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次にちくわ天をそのままガブリと一口、カリッとした食感、少し甘いちくわ、揚げたてで軽くて美味い。うどんに行くが、太さは普通、そんなにコシも強すぎず、好みの硬さである。それにしてもツユが美味い。
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よく人形町にこれだけ美味いうどん屋が集まって来てくれたのかと感心する。ちくわ天はツユに付けず、食感を楽しみ、うどんを食べる。
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ちくわ天がなくなったら、テーブルにある揚げ玉をスプーンで二杯、少し待ってからツユを飲むが、揚げ玉の油が溶けてツユが奥深くなる。この変化を楽しみ、完食。
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足りない人向けには大盛りもバラ寿司のようなサイドメニューもあり、十分応えられるが、この店はこの手の店にしては女性が多い。座って食べられることと、女性店主のきめ細やかな店づくりが功を奏しているのかもしれない。食べ終わる頃にはほぼ満席、美味い店にはお客はつくものだ。
ちょうさ
中央区日本橋人形町3ー10ー7
0336625330