よくこのブログで植物のことを書いているが、この季節、厳冬期にはなかなか花が咲いていない。我が家の庭にはビオラやガーデンシクラメンがプランターの中で寒そうに咲いて入るし、なんとかヒメツルソバの丸い小さな花が咲いているだけで、昨年植えたフクジュソウも出てこない。
こんな時期はどんな花が咲くのかとまた三鷹農業公園に行ってみる。公園の畑ももう大根も全て抜いた後、花壇の皇帝ダリアは来年に向けて茎が切り分けられている。彩りがあるのは柑橘類の実とハボタンを除くと何もないのか、と諦めかけた時に黄色い小さな花をたくさん付けた低木を見つけた。
名前はマホニア・チャリティ、これはヒイラギナンテンとマホニアロマリーフォリアを掛け合わせた種類で年末から厳冬期にかけて鮮やかな黄色の花を付ける園芸植物である。ヒイラギナンテンの特徴である棘のある葉、あまり日が無くても強い種類とのこと。花は芳しく、庭に植えてみるのも良さそうである。
サザンカの花も流石に落ちてしまった中で誇らしげに咲いているのもなかなかいい。ただ、値段は12000円と結構高価な樹ではあるが。