hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

西台駅〜浮間舟渡駅(2)

2018-02-21 05:00:13 | 川と橋

『メトロに乗って』その77。城北交通公園を出てまっすぐ行くと再び高島通りに出る。これを右に曲がり、次の信号を左に渡ると御成塚通り。すぐに稲荷氷川神社がある。

御成塚通りをしばらくまっすぐ行くと国道17号に合流する。新河岸川に架かる橋が志村橋である。


今は何の痕跡もないが、都電の中で最も大きな番号である41系統の終点がこの志村橋電停であった。

1955年に都電板橋線志村坂上〜志村橋が延伸し、1966年に都営地下鉄建設により廃止されるまで都電では最北端に位置する。(41系統巣鴨車庫〜志村橋)

多分、この先が戸田橋で都県境となるため、この地を終点としたのであろう。現在の志村橋は1971年に作られた橋であり、完成時には都電は廃止されたあとであった。

志村橋を越えると戸田橋が見えてくるが、この橋も歩いて渡るまでにはかなり距離がある。車で行けばまっすぐ走れば戸田橋に至るが、左にある側道をてくてく歩き、少し大回りしながら坂を登ると交番があり、その先が戸田橋となる。

戸田橋が初めて架けられたのは1875年でそれまでは戸田の渡しという渡船があった。現在の橋は1978年に作られたもので幅員が21m、橋長が519mの7径間鋼連続箱桁橋という大規模な橋である。

並行して少し下流には新幹線や在来線の橋も架かっている。河川敷は戸田橋よりからサッカー場、戸田橋ゴルフ練習場、赤羽ゴルフクラブと並んでいて活用されている。


また、川岸には板橋リバーステーションが設けられており、非常時には輸送拠点として使えるようになっている。(以下、次回)