hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

越中島駅

2018-04-27 05:00:53 | 日記

『鉄道シリーズ』その209。今回は東京23区内のJR駅で最も乗降客数が少ない越中島駅を訪ねてみた。先日訪問した京浜東北線上中里駅の1日平均の乗降客数は7640人(2016年度平均)、これに対して越中島駅は5229人(同)とずば抜けて少ない。

京葉線は東京駅を出ると次が八丁堀駅、そして越中島駅となる。地下駅で上がると周囲は東京海洋大学のキャンパスの真ん中に出る。まずは清澄通りまで出て左に曲がるとすぐに大学正門前に出る。

東京海洋大学は東京商船大学と東京水産大学が2003年に統合されたものでそもそも2大学とも明治初期に起源をもつ伝統校だけに施設にも歴史的建造物も多数ある。


今度は清澄通りを反対に歩くと歩道橋があり、その上から眺めると越中島通りは埋立地特有のまっすぐな道であることがわかる。

さらに行くと江東区古石場、この地名は江戸時代の埋立地で深川海浜新田飛地古石場、久左衛門海浜新田飛地古石場、亀戸村飛地古石場の3つを1891年に統合したもの。江戸時代には石置き場が置かれたためついた名前である。その真ん中あたりに妙栄稲荷がある。


そのまま真っ直ぐ行くと大横川に架かる黒船橋がすぐ先にある。この川の両岸にはソメイヨシノが植えられ、美しいが今年は全て終わり、見事な青葉となっていた。


さらに橋を渡ると火の見櫓、これは江戸時代に置かれていたものを再現したものでちゃんと半鐘も吊されている。

その先はもう東京メトロ東西線門前仲町駅、越中島駅からは僅か500mほどしか離れていない。