hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

蓮沼駅

2018-04-29 05:00:30 | 日記

『鉄道シリーズ』その210。『私鉄の始発駅か
2つ目の駅』第13弾、今回は池上線蓮沼駅。蓮沼という地名は東京にはもう一つ、都営地下鉄三田線に本蓮沼駅があるが、こちらの方が古かったため、単なる『蓮沼駅』となっている。実はその『蓮』の字も正式にはしんにょうに点が2つある字が正しい。

蓮沼駅は1922年10月に池上電気鉄道の駅として開業したものでもうすぐ開業100周年になる。駅舎はかなりの時代物、上下線は別の入口から入るようになっていて、上下乗場の駅構内往来はできない構造である。


駅を降りると目の前がバス通りで右に歩く。駅前には交番くらいしかなく閑散としている。2本目を右に曲がり、少し行くと木が茂っている一角があるが、これが御園神社。

御園神社は洪水で漂着した猿田彦神を祀ったのが始まりと言われ、旧社地の形状がしゃもじに似ていたため、『おしゃもじ様』ともよばれている。

御園神社の横の道をまっすぐ行くと蒲田駅から来る道と交差、これを左に曲がると広いサンロード蒲田商店街アーケードがある。


その先2本の通りも商店街である。平日の昼過ぎというのにかなりの賑わい。山田うどんや亀屋百貨店という名前の家具屋、都内の街中ではなかなか見かけなくなった洋品店なども多く、シャッターを下ろした店もほとんどない。


蓮沼駅から蒲田駅までは800m、蓮沼駅はやや寂れていても少し歩けば賑やかな蒲田駅にすぐに到着してしまう。