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夏旅行第3弾。初日は下松市にある笠戸島に宿を取る。笠戸島といっても橋が架けられていて市内からは車で10分ほど。
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名物はヒラメ、夏は季節外れだが、刺身を始め、しゃぶしゃぶ、骨の唐揚げなどを満喫する。
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翌日はまずは防府市を目指す。防府(ほうふ)市はあまり馴染みがらない地方都市かもしれないが、奈良時代には周防国の国府や国分寺が置かれるような中心都市であった。まず訪れたのは防府天満宮、太宰府や大阪、京都北野など天満宮は沢山あるが、この天満宮が最も古いらしい。入口の鳥居側には『うめてらす』という市の観光案内施設もあり、土産物も買うことができる。
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ここから参道を上がっていくとまず見つけたのは酒垂神社(さかだるじんじゃ)である。まず驚いたのは賽銭箱が酒樽なのである。
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由緒は俊乗房重源が東大寺再興が成したのは天満宮(当時は松崎神社)のご加護のおかげと社殿の造営を行った際に人夫たちが流れていた水を飲んでいたところ、これが美酒に変わったという故事から来ている。ともかく、私は酒の神社ときいて長くうまい酒が飲めるように深く祈りを捧げた。
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階段を上がると美しい朱色の本殿が見えてくる。さらにその右隣には『扶桑菅廟最初』つまり、この天満宮が最初という碑が建っていた。ここでは孫たちが勉学に励むようにお守りを購入する。(まだ2歳にもならないのではあるが。)
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さらに奥に行くと『春風楼』という大きな建物、これが少し高いところにあり、大きな講堂のように見える。実は萩藩主10代毛利斎煕が五重塔を建設しようとしたが、断念した跡とのこと。
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建物の中からは防府市内がよく見え、さらに風も通る絶好の休息ポイントである。
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元の階段に戻り、門に向かうと参道がどこまでも続いて行くのがよくわかる。
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次に訪れたのが、周防国分寺。天満宮からは車で5分もかからない。ここも立派な門と本堂が聳えている。
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流石に周防国分寺だけのことはあるが、残念ながら本堂参拝は休業日のため、中には入れず、外からの参拝に終わる。かなり立派な仏像が多数あると聞いていただけにがっかりである。(以下、次回)