『バスシリーズ』その14。以前に『他県を走った都営バス』という内容のブログを書いたことがあるが、以前は浦和駅や浦安終点などまで都営バスが走っていたこともある。今回から『都県境を行く路線バス』を取り上げたい。
第1回目は埼玉・東京の都県境である。JR京浜東北線赤羽駅東口から2系統が荒川大橋を通過して埼玉方面に出ている。東口から少し歩き、みずほ銀行の支店のほぼ向かい側に赤20系統・川口市医療センター、赤21系統・鳩ヶ谷公団住宅のバス停がある。
赤20は朝8時から16時まで各時1本、赤21は1時間に4本ほど出ていて乗るのは容易である。私が並んだ時も『このバス停には8分でバスが来ます』と出ていた。やはり赤21系統である。
バスに乗車したのは4人で発車後すぐ左に曲がり、赤羽岩淵駅に向かう。さらにその先の赤羽交差点を右折して北本通りに入る。するとすぐに荒川大橋、さすがに荒川、バスがスピードを上げても時間がかかる。
対岸はもう埼玉県川口市、そういえばこれから向かう鳩ヶ谷市もいつのまにか川口市に吸収されていた。橋を渡ると中学校が見えるが、川口市立南中学校、荒川の土手に学校がある。
川口市立文化財センターの次のバス停は川口元郷駅、埼玉高速鉄道は地下を走るため、その入口だけと思っていたら、駅名を大きく書いた建物やロータリーも建設整備されている。
坂口、樋の爪などに止まりながら南鳩ヶ谷駅に到着。北本通り沿いにはあまり目立つ建物もないが、ここも川口元郷駅同様ロータリーが作られていて川口オートとを結ぶ無料バスが止まっていた。もう少しで終点だが、カンカン照りの中あまり歩きたくないのでこのバス停で下車した。
それにしてもあっさりと荒川を越えて埼玉県にはいることができる。赤羽駅は東京の北の外れにあることを実感、他に都県境を走る乗合バスを探して乗りに行きたい。