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代々木上原の蕎麦屋『山せみ』という店で友人と一杯やって外に出るとお隣に良さそうな中華料理の店を発見。色々調べると評価も高く、メニューも面白そうなため、半年経ってようやく訪問した。
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店の名前が『虞妃』、読みはyui feiとふってあるが、多分、項羽の妻で絶世の美女虞美人のことなのであろうか。ちなみに四川料理を得意とする。
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カウンター、一部折れていてそこは4人席、あとボックスが1つというそれほど広くないお店でシェフが1人、あとは女性が2人で切り盛りしている。
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何せ始めての訪問のため、料理の選択は悩んだが、前菜3種〜これは5品から3品を選ぶもの〜だが、私はよだれ鶏、胡瓜の唐辛子炒め、甘酢クラゲを選択、パクチー抜きにしてもらう。あとは『空芯菜のニンニク炒め』『麻婆豆腐』『黒酢酢豚』をお願いする。なお、麻婆豆腐はやや辛めでお願いする。
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まずは生ビールで乾杯。少しして前菜が到着、やや驚いたのは山のように唐辛子の中の胡瓜、皮を剥いて炒めてあるが、胡瓜の水分が多いためか、さっぱりしていて辛味もそれなり。クラゲは頭の部分で大振り、よだれ鶏はタレが絶妙で松の実とネギを絡めて食べるが、紹興酒を注文、種類は多いが6年ものにしてみる。
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次に空芯菜炒めが登場。細めの空芯菜をさっとニンニクとスープで炒めただけだが、しっかりとした味付け。酒が進む。
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次に黒酢酢豚が登場、肉はミルフィーユ状になっているようでこれをカラッと揚げ、結構酢が効いた餡に絡められている。甘味が少ない大人の味、野菜もブロッコリー、なた豆、パプリカ、シメジとかなり新しい。
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麻婆豆腐がいよいよ登場。看板メニューだけに期待したが、期待に違わぬ複雑な味。辛さは選べるが少し辛い目とお願いしたが、辛味というより痺れ感がすごい。味は何と表現したら良いのか苦しむが、本格的でとても美味いとしか私には表現できない。
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最後にレタスチャーハンを半分ずつシェアした。正統派パラパラチャーハン、とにかく脂が少なくヘルシーな感じがした。今日は初回のため、オーソドックスなものばかり注文したが、季節のつまみと季節の料理が10品ずつくらいあり、かなりバリエーションもある。サービスも満点でやはり若い女性が多い店にハズレはない。大変美味しゅうございました。
虞妃
渋谷区上原1ー17ー14
05055708068