hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ル・クー・プシュー〜新宿グルメ

2019-02-15 05:00:10 | グルメ

今から37年前に新人で新宿支店に配属されてから程なく銀行の集まりで行った南欧料理のお店『ル・クー・プシュー』に久しぶりにお邪魔した。姉妹店のギャラリークープシューの方にはその後も何回もお邪魔していたのだが、2年ほど前に閉店。懐かしくて元のお店の方に行ったのである。

場所は新宿駅南口のヨドバシカメラの裏手、この辺りの店も随分と変わり、まだ残っているのは居酒屋の十徳、串揚げの出目金、うどんすきの三国一、寿司の栄寿司など数えるほどになってしまっている。

店に入るのは約35年ぶりだが、全く昔のまま。プリフィックスでいつものAコース(前菜、スープ、メイン、デザート)を選択して5000円程度、ワインもボトルで2800円〜とリーズナブル。

私はセウタ(魚介のトマトチリソース煮込み)、ペイザンスープ、子羊ローストを注文。連れはウニのグラタン、カブのクリームスープ、牛肉頰肉の煮込みをチョイスする。まずは生ビールで乾杯。

すぐに出てくるカリッと焼いたフランスパンとやや甘いバターがつまみに美味い。すぐにセウタ登場。

玉ねぎで作ったソースにつぶ貝、ホタテ、エビを入れてピリ辛に煮込んだもので、バブルの頃に一世風靡した六本木ドマーニの名物料理。一口貰ったがウニのグラタンも昔のままに美味い。


赤ワインに移り、パンとバターでついつい一杯。スープはベーコンと細かくきった野菜をコンソメで煮込んだペイザンスープ、優しい味である。


メインの子羊のローストはチョップを2つに切り分けてあり、骨に付いた身が香ばしい。マデラ酒風味のソースと付け合わせのジャガイモ、これを肴に赤ワインが進む。連れ合いの牛頰肉の煮込みもやはりソースが美味い。


デザートは定番のクレームドブリュレ、カスタードクリームにグラニュー糖をかけてオーブンで焼いた料理だが、香ばしく焦げてカラメルのようになったパリパリの食感と柔らかいクリームのコントラストが見事。バニラの香りを楽しみながら食後のコーヒー。充分満喫できました。ご馳走さま。

ル・クー・プシュー
新宿区西新宿1ー15ー7
05058688405