『古刹を巡る』その48。寺歩きも久しぶり、今回は約15年ほど前に歩いた鎌倉五山の5番目である浄妙寺から歩く。場所は横横道路朝比奈ICを降り、鎌倉霊園を抜けて渋滞の中ようやくたどり着いた。
鎌倉33観音霊場第9番にもなっている古刹は1188年に源(足利)義康の子である足利義兼により開基されたもので足利尊氏の父である足利貞氏の墓もある。このため、貞氏の法名を取ってこの名前とした。
金沢街道沿に駐車場もあり、ここに車を止めて寺に向かう。途中、左右は桜並木となっていて50mほど行くと山門に到着。拝観料200円を支払い階段を上る。左右には紫陽花やツツジが植えられていて季節になれば美しいだろう。まだ、境内の桜は3分咲き程度。その先に本堂が見えてくる。残念ながら仏像は公開されていないが、奥の方にいらっしゃるのは確認できる。本堂横にはシャクナゲ、今からが満開となるようだ。庭園も残念ながら見ることはできず、茶室の横から階段を上ると熊野神社の鳥居も見える。
前に来た際には猫が何匹かいて可愛らしかったが本日は会うことはできなかった。それでも御朱印をいただき、次は報国寺を目指す。