逗子マリーナでランチを取ったのち、取り敢えず城ヶ島を目指す。城ヶ島大橋は無料化すると聞いていたが、未だに有料でしかも料金150円を機械ではなく、おばさんに渡す今時珍しい方式。
城ヶ島に着いたのが午後2時半でそろそろ帰る人が増え始め、駐車場も空きが出始めている。それにしてもしばらく来ない間に駐車場やトイレなど施設は完備した一方で食堂や土産物店は減った気がした。
海岸の方に出るとダイナミックな風景が広がる。しかし、灯台を目指すが道が分からず断念。代わりに海の方に歩くと小山を見つける。入口には鳥居、案内板には『楫の三郎山』とある。
読むと古事もあるようだが、江戸時代は祟りがあるからと登る者はなかったとのこと。しかし、現在では海の安全を祈る祠があり、山頂からは向かいの三崎港などがよく見渡せる。
城ヶ島を後に三崎港に立ち寄る。マグロ料理屋が立ち並ぶ横には『フィッシャリーナウォーフうらり』という道の駅のような施設。最近の旅番組にはよく出てくるが、1階では水産物、2階では青果物を販売している。
水産物のコーナーは三崎だけにマグロが充実していて色々な部位が冷凍されて売られている。他にもサザエやシラス、アジ、タチウオの干物など色々な種類があり楽しい。
もちろん、その場で食べられる名物もあり、マグロ入りコロッケや唐揚げ、トロマンなどが人気がある。せっかくなので250円のトロマンをいただくが豚まんをさっぱり味にしたようで美味でした。
2階の野菜も大根をはじめ、ブロッコリーやほうれんそう、キャベツなどが並んでいるが、遅い時間になっていたからか、名産の三浦大根はほぼ完売していた。
建物の前はにじいろさかな号という水中観光船と城ヶ島渡船さんしろ号の発着場にもなっていて賑わっている。日曜日の午後にトロマンを片手に海を見ながら日向ぼっこをするのもなかなかいいものである。