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朝から油壺マリンパークに行く。ちなみに『油壺』とは変わった地名とその由来を調べるとおどろおどろしいことが発端となっていた。というのは1516年地元の豪族である三浦氏は北条早雲に攻め立てられ、新井城に籠るも主な武将は討ち死にし、残ったものは油壺湾に身を投げた。するとその血で湾が油を流したようになったからという説である。
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油壺マリンパークは老舗の水族館で今年50周年、入口ではメガシャーク『ムカシオオホウジロザメ』の顎の骨の標本が迎えてくれる。中に入ると昔ながらの水槽が並んでいるが懐かしい感じ。
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まずはアマゾンの巨大魚や三浦半島に住む珍しいさかな、チンアナゴやミノカサゴ、ハタタテダイ、ウツボなどたくさんの魚が飼育されている。2階中央部には回遊水槽があり、ノコギリエイやサメ、アジやブリ、エイなどがぐるぐると回っている。
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外に出るとペンギン舎やイルカのプール、アシカのステージなどが並ぶ。ちょうどイルカの食事タイムで高速で泳ぎ回ったり、ヒレを叩いたり、ジャンプしたりと色々な芸を見せながら餌のアジをもらっていた。
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他には三浦の自然を再現したパビリオンがあり、トウキョウサンショウウオやタガメなどを見ることができる。隣のカワウソ館ではたくさんのカワウソに出会える。
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特にカワウソは水の入った管で結ばれた展示ケースの中にいてその行き来をしたり、のんびり2匹で丸まって寝ていたりと可愛い姿を余すところなく見ることができる。
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新たに開設されたしながわ水族館やアクアミュージアム、美ら海水族館ほどのスター性はないが、子供にも喜んでもらえるシンプルな施設で気がつけば1時間半も見てまわっていた。